パリ造幣局は、コロナウイルス感染が広がるなかも働く〈日々の英雄〉たちへの感謝メダルを発行する。サイトでの予約受付けを開始した。1枚8ユーロで、そのうち6ユーロはフランス財団に寄付される。
図柄は前面に医師、看護師、消防士、背景にゴミ収集者、スーパーのレジ係、農業の麦で農業従事者、物流従事者を象徴するフォークリフト。救急番号15番、18番、救急車のシンボルの十字、病院の「H」、医療の象徴「アスクレピオスの杖」など〈日々の英雄〉たちへの感謝として「MERCI ありがとう」とあり、英雄らを拍手をする手も描かれている。メダル上方にはコロナウイルスの雲も見える。パリ造幣局の絵師がデザインした。
メダルは5月11日から、ジロンド県のペサックとパリで鋳造され、発送は6月中旬以降。直径3.4cm、重さ17グラム。パリ造幣局は最初の1000枚を、パリ公立病院とボルドー大学病院に贈るとル・パリジャン紙は報じている。
予約はこちら、パリ造幣局の公式サイトから。