写真展、子どもの目線の高さで
Little Circulation

Little Circulation(s)

パリ市が運営する多目的文化センター、サンキャトルで開催。

 パリ市の多目的文化センター「CENTQUATREサンキャトル」は、2018年でオープン10周年。文化イベントを常時開催するほか、アーティストのレジデンス、カフェ・レストラン、リサイクルショップが集まる。以前オヴニーで紹介した、アートを介して子育てを支援する保育施設「la Maison des Petits」も好評だ。

遊びながら観察力や分析力を育む。

 ここで現在、子供も楽しめる写真フェスティバル「Circulation(s)」が開催中だ。ヨーロッパの若手写真家の作品を展示するイベントで、今年で8年目。2014年からはサンキャトルに会場を移し、認知度もアップ。昨年は1カ月半で5万人を集客した。今年は東欧のアーティストを中心に50人の作品を紹介する。雰囲気としては、歴史的建造物内で開催する有名なアルル国際写真フェスティバルと、手作り感覚のある学生の文化祭の雰囲気を足して2で割った感じか。

子どもの目の高さに展示。

 大人向けのメインの展示「Circula-tion(s)」には一部過激な写真もあるが、注意書き付きで奥まった場所にあるので、親子連れでも十分楽しめる。とはいえ子どもと一緒なら真っ先に寄ってほしいのが、5〜12歳向けの展示室「Little Circula-tion(s) 」。「Circulation(s)」の写真の中から、子どもの感性を刺激する作品を厳選して紹介するダイジェスト版。子どもの背の高さに合わせ、展示の位置も低い。また、鑑賞だけでなく、間違い探し、記憶ゲーム、パズルゲームなど様々な工夫を凝らす。写真を通し観察力、分析力、表現力、批評力を伸ばす目的があるという。

特に週末は人出が多く、空きスペースでダンスの練習をする爽やかな若者を横目に、お祭り気分も味わえるおすすめイベントだ。5月6日まで。(瑞)


Circulation(s) 2018/ – Festival de la jeune photographie européenne Le Cenquatre Paris

Adresse : 5 rue Curial 19e Tél : ,
TEL : 01.5335.5000
アクセス : M°Riquet
URL : www.festival-circulations.com
火~日14h-19h 土日12h-19h 月休 5€/3€/Little Circulation(s)は無料