ケイラスとタローの息があった音の動き。“Brahms”   

ブラームスの作品では、チェロのパートが、彼の肉声に近かったのか、よく歌う。2曲のチェロソナタも傑作だが、技巧的に難しく、ピアニストとチェリストの息が合うかが肝心。この新盤はチェロがジャン=ギアン・ケラス、ピアノがアレクサンドル・タロー。ケラスのビブラート控えめのぜい肉のない音とタローの軽やかで繊細な動きが一体となり流れる。第1番第2楽章での生き生きとしたやりとり!彼らが編曲したハンガリー舞曲6曲のチェロの踊り具合に大拍手。(真)

 

Warner Music France / 18€ 前後。