こんなに安上がりで、秋の味を楽しめるデザートはほかにない。 2018-11-10 デザート 0 Pommes au four 6年前の10月に、オヴニーの取材でパリ郊外の農園にリンゴ狩りに行ったことがある(729号)。一列に並んだリンゴの木には、色も形も大きさも異なるリンゴが実っていた。そう、9月末くらいから12月にかけてがリンゴのシーズンで、丸ごとかじって、さまざまな品種 [...]
子どもたちが大好きなデザート、卵白が口の中で溶けるようだ。 2018-10-31 デザート 0 Ile flottante バニラの香りがただようカスタードソースの上に、ふんわり真っ白な泡雪状の卵白が浮いている「浮いた島」というデザートを作ってみよう。 まずカスタードソース crème anglaiseを用意する。牛乳にバニラビーンズ1本分の種とさやを加え、中 [...]
夏の食卓に欠かせない、メロンの香りと柔らかな甘さ…。 2018-07-24 デザート 0 Melon 夏の果物といえば、日本ではスイカ、フランスではメロン。今年は、暑い日が続いていることもあってか、メロンの当たり年のようで、中くらいのものが「2個で4ユーロ!」などと八百屋の店頭で安売りされている。アントレにもデザートにもなるメロン、どんどん利用したいものだ。 選ぶ [...]
スペイン産の安いイチゴを買ってきて、ジャムを作ってみよう。 2018-05-03 デザート 0 Confiture de fraises フランス産イチゴに先がけて、大きめのスペイン産イチゴが出回っている。箱入りで1キロ4ユーロ以下という安さ!フランス産の甘さや香りはないけれど、ジャムを作るのには打ってつけだ。今晩のデザート用も兼ねて2キロ買ってきた。 ジャム用に1.2 [...]
パン屋の定番お菓子、アマンディーヌを作ってみよう。 2018-03-11 デザート 0 Amandine だいぶ前に 「パン屋さんのふつうのお菓子たち」という特集をやったことがあって(507号)、このアマンディーヌも登場する。「数あるタルトの中でも元祖といえばアマンディーヌ。シュクレ生地にアーモンドクリームを詰め、スライスアーモンドを散らして焼きあげた黄金色のタルト [...]
暖かいチョコレートをかける、シューアイス。 2017-12-15 デザート 0 Profiteroles 別の記事の、スモークサーモン入りのシューのレシピーで、シューが上手に焼けたら、次は、このシューを使った代表的なデザート、プロフィテロールを作ってみよう。生地に入れる塩の量は一つまみくらい、そして砂糖を小さじ2杯加えて、今度のレシピと同じように生地を用意す [...]
粗くきざんだクルミをたっぷり入れて、ケーキを焼いてみた。 2017-11-23 デザート 0 Délice aux noix ロンドンからやって来る友人はグルテンフリーだという。というわけで、今晩のデザートは、グルテンを含んでいないコーンスターチを使って、クルミのケーキを焼くことにした。以前にクルミのケーキを紹介したときは、クルミをブレンダーにかけて粉末状にしたが、今回は [...]
星付きシェフによる、カフェスタイルのショコラトリー。 2017-04-03 デザートノルマンディーの作家と食 他 0 シリル・リニャックの「ショコラトリー」 - La Chocolaterie Cyril Lignac 早朝8時、パリ11区。ネイビーのシックな外観のカフェから、テイクアウト・カップに入ったショコラショーを手にしたパリジャンたちが次々と歩き出す。 じつはここ、ただのカフェではな [...]
洋ナシとアーモンドクリームという組み合わせに、拍手がわく。 2017-03-10 デザート 0 Tarte aux poires 先日は娘の誕生日だったので、張り切って洋ナシのタルトを作ったら、みんなから「おかわり、おかわり!」で、きれいになくなった。このレシピでは、まずナシをシロップ煮にするという手間をかけているが、面倒なら缶詰を使ってもかまわない。 洋ナシはあまり大きく [...]
洋ナシのうまさそのまま、クラフティにして焼いてみよう。 2016-10-10 デザート 0 Clafoutis aux poires 9月になると、洋ナシのウイリアムスpoire Williamsが八百屋の店頭を飾るようになる。皮は黄緑色で、ときどき朱がさしていたりして、ほれぼれするような美形だ。その身は、ざらざら感がなくとろけるようで香り高く、わが家では一番人気の洋ナ [...]