〈連載:ふつわ〉シイタケのリゾット 2024-04-09 野菜料理 0 フランスの八百屋でシイタケを見かけるようになった。趣向を変えて、シイタケでイタリア風リゾットをつくってみた。 玉ネギ1個、ニンニク1片、パセリ適量をみじん切りする。シイタケ300グラムは、二つほど飾り用に5ミリの厚さに切り、残りは小さく切り分ける。フライパンにバターをとっ [...]
シーザーサラダ : パルメザンとアンチョビーの組み合わせがユニークなドレッシング。 2024-04-07 野菜料理 0 Salade César シーザーのサラダといってもローマ皇帝のシーザーとはまったく関係ない。20世紀初めに、メキシコのティフアナにあるレストランのシェフ、シーザー(チェザーレ)・カルディーニが考案したもので、今でもこの店は存在していて、オリジナルのシーザーサラダがメニューに載 [...]
〈連載:ふつわ〉つくりおきもできる、豚の角煮。 2024-03-17 肉料理 0 豚の角煮は冷蔵庫に入れておけば一週間は持つので、豚のばら肉 poitrine de porc のかたまりを1キロほど買ってくる。骨ごと4、5センチの角切りにする。 皮の方を上にして、鍋にとり、肉がかぶるように水を入れて中火にかけ、沸騰してきたら丹念にあくをとる。弱火にし、細く [...]
はじめてみよう、フランス料理!㉒ フランス料理が楽になる鍋二つ。 2024-03-13 野菜料理魚料理特選レシピ集肉料理フランスで暮らすデザート 0はじめてみよう!フランス料理 この連載の1回目に、フランス料理に欠かせない道具としてココット鍋をとり上げたが、同じくらいによく使われるのがソトゥーズsauteuseという、長い柄がついた、底が広く浅い鍋だ。 なによりもきちんとふたができるのが長所だ。ソトゥーズにバターやオリーブ油をとり、ニンジンやサヤイン [...]
Tourte à la viande 白ワインで煮た鶏肉でミートパイ。日曜日のごちそうだ。 2024-03-02 肉料理 0 日曜に息子カップルがやってくる。ミートパイでもてなそう。鶏のもも肉はそのままでもいいのだが、ぼくは、火が通りやすいように関節のところで二つに切り分ける。玉ネギとニンニクはみじん切り、ニンジンは1センチほどの厚さに輪切り。マッシュルームは二つか四つに切り分け、フライパンに油少々を [...]
はじめてみよう、フランス料理!㉑ ときには異国料理に挑戦。 2024-02-17 野菜料理魚料理特選レシピ集肉料理フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 マグレブ三国(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)の代表的な料理クスクスが、最近まで、なんと、フランス人が好きな料理のトップの座にあった(現在はプレ・フリット(鶏肉のローストとフリット)。今では、クスクスの粒々semouleはどこのスーパーでも手に入るし、簡単に温め直すだけでい [...]
〈連載:ふつわ〉スモークトラウトに大根おろし 2024-02-12 魚料理 0 ノエルのごちそうというとスモークサーモンだけれど、わが家では、ブルターニュで養殖されたマスをくん製にしたスモークトラウトtruite fumée。ピレネー産などがスーパーでも簡単に手に入るようになった。生クリームを添えるのがふつうだが、フランス人の友だちをビックリさせようと、き [...]
ウサギ肉の煮込みには干しスモモをたっぷりと加えたい。 2024-02-03 肉料理フランスで暮らす 0 Lapin aux pruneaux プリュノー(プルーン)はスモモを干したもので、その甘酸っぱい風味が、ウサギ肉の淡白な味わいとよく合って、ビストロ並みのおいしい一品になるだろう。 肉屋、できたらニワトリ、カモ、ウサギなどの肉を売っている鳥肉屋 volailler に出かけ [...]
はじめてみよう、フランス料理!⑳ 香草を使い分ける。 2024-01-14 野菜料理魚料理特選レシピ集フランスで暮らす肉料理 0はじめてみよう!フランス料理 フランス人は、それぞれの料理にアクセントを付け加えてくれる香草(ハーブ)herbeの役割りの大切さを知っている。香草が活躍するのは、なんといってもプロヴァンス料理だろう。というのもパセリ、タイム、ローズマリー、バジリコなど、気候にめぐまれた南仏産が多いからだ。 今やフランス全 [...]
〈連載:ふつわ〉(コンフィでつくる)鴨なんばん。 2024-01-08 肉料理 0 鴨なんばんというと、ソバがふつうかもしれないが、ぼくは、少しコクのあるダシにして、うどんにする方が好きだ。鴨の肉は、胸肉を買ってきて、いためたり焼いたりしてから薄切りにしてのせればいいのだけれど、フランスならではの食材、数時間煮込まれてすっかり柔らかくなっている鴨のもも肉の脂漬 [...]