ハンガリーでの思い出は、パプリカの香り、グーラッシュ。 2024-09-29 肉料理 0 Goulash de porc hongroise もう10年以上前になるが、ハンガリーで夏のバカンスをすごした。そのとき気づいたのは、この国の料理にはピーマン(ハンガリー語でpaprika)が欠かせないということだ。たとえばブダペストの朝市に出かけてみると、色さまざま、辛ささ [...]
〈日本人シェフ〉大好きな料理を、ずっと続けていきたい。北野ゆりかさん 2024-09-16 日本人シェフ 0 モンパルナス駅の近くでありながら、静かな雰囲気を保つ15区パストゥール駅界隈。駅からほど近くにある、レストランPilgrimのシェフを務めるのが北野ゆりかさんだ。 北野さんが初めてフランスに来たのは、調理学校を卒業した後の19歳の頃。語学留学目的だったが、それだけでは満足で [...]
〈連載:ふつわ〉メルランのさつま揚げ 2024-09-15 魚料理 0 フランスのどこの魚屋にも置いてあるメルランmerlinはタラ科の魚。その白身は繊細な味わいだが、火をとおすとこわれやすいのが欠点だ。そこで衣をつけて揚げたり、ホイル焼きにする。今回はさつま揚げです。 おろし身を500g買ってくる。残っている小骨を丁寧にとりのぞき、小さく切り分 [...]
はじめてみよう、フランス料理!㉖ 季節を味わうには野菜料理 – 秋・冬 2024-09-11 野菜料理特選レシピ集フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 秋といえばキノコ。オレンジ色がかった小さなジロール茸は、9月に入ると、そのオレンジ色もあざやかになり、うまさが増す。料理にかかる前に、石づきをとり、刷毛を水をちょっとつけながら、キノコの表面についている枯れ葉などをサッサッと掃除する。その繊細な香りを生かすには、火のとおしす [...]
【レシピ】太陽をあびて育った野菜でラタトゥイユ! 2024-08-31 野菜料理 0 Ratatouille (ラタトゥイユ) 8月から9月にかけてパリの朝市でも、トマト、赤ピーマン、クルジェット、ナスといった野菜が安くなっているので、ラタトゥイユが作りたくなる。もともとは南仏料理だったのだが、フランス全国に広まったのもナットクの、どこかなつかしいおふくろの味だ [...]
〈日本人シェフ〉すべての経験が、いまの力になる。 千星典央さん 2024-08-25 日本人シェフレストラン 0 凱旋門からモンソー公園へと続くオッシュ大通り。日本国大使館があるこの通りにあるのが、最高級ホテル(パラス)のル・ロワイヤル・モンソーだ。千星さんは、このホテルの飲食部門でエグゼクティヴ・シェフを務めている。 大学生の頃に、フランスで合計2年間の語学留学を経験。一般企業に就職し [...]
フランスでワーキングホリデーをしてみよう!②スーパーで買い物。 2024-08-22 ワーキングホリデーフランスで暮らす 0 ビザも取れ無事フランスに来れたのはいいけれど、言葉や生活に慣れるまではスーパーで買い物するのも一苦労なんてことも。フランスのスーパーには乳製品やハム、お酒などの種類が日本よりも豊富で、行く度に新しい発見があるはず。しかし日本のとは買い方が異なる部分があるので、知らないで行ってし [...]
〈連載:ふつわ〉イワシのヴィネガー煮 2024-08-11 魚料理 0 魚屋に、ブルターニュ産と地中海産のイワシ。目が澄んでいて、胴体がきらきら輝いている。そうそう、今ごろのイワシは脂がのっていて食べごろなのだ。栄養価も高いし、キロ7ユーロ前後という値段も庶民の味方だ。 大きめのブルターニュ産を買ってきた。この欄で、南蛮漬け、つみれ、檀一雄流に梅干 [...]
旬のメロンをつかった料理は大好評。 2024-08-03 特選レシピ集魚料理フランスで暮らす 0 Plats avec du melon 夏の野菜料理 ラタトゥイユを書く予定だったけれど、今が旬のメロン、安くなっただけでなく、気候のせいか甘みが倍増したようなおいしさ!メロンをつかったレシピを三つ紹介してみよう。 まずは定番の生ハム添えだ。生ハムは、熟成がすすんでいて塩味が [...]
〈日本人シェフ〉「ガストロノミーを、カジュアルに。」 佐藤隆司さん 2024-07-15 日本人シェフ 0 11区モーリス・ガデット公園のそばに、昨年春にオープンしたEunoé(ウノエ)。テラスの季節には、公園の緑と心地いい風を感じながら食事を楽しめる。わずか一年で、地元に多くのファンを得た。週に4〜5回と足を運ぶリピーターもいるという。この店のシェフであり、共同経営者の佐藤隆司さん [...]