宝石のように美しいフランボワーズは、やっぱりタルトです。 2022-07-03 デザート 0 Tarte aux framboises ひと昔前、夏のバカンスにオーヴェルニュ山地に出かけたことがある。山道を散歩していたら、あたり一面野生のフランボワーズ!さわるとポトリと落ちそうなくらいに熟している。イチゴに比べると上品な甘さ、独特の味わい、いくら食べてもあきなかったおい [...]
《連載:日本人シェフ》La Scène Thélème 高柳好孝さん 2022-06-22 日本人シェフ 0 気負わず、自然に、自分が「食べたい」皿を出す。 La Scène Thélème 高柳好孝さん(40歳) 街中に劇場がひしめき合うパリでも、ガストロノミックなレストランに舞台がある店は、おそらく凱旋門そばの La Scène Thélème だけだろう。オーナーの演劇とガスト [...]
はじめてみよう、フランス料理!③ どんなメニューにしようかな?! 2022-06-15 フランス料理野菜料理魚料理特選レシピ集肉料理デザート 0はじめてみよう!フランス料理 友だちが食べにくる。喜んでもらえるメニューをあれやこれや考えるのは楽しいことだ。こんなとき、フランスの主婦(夫)は、アントレ、メイン、デザートとみごとに三品作りあげてしまう。 三品は手にあまりそう、時間が足りなさそう、というなら、アントレは、魚屋で手に入るゆでエビにマヨネーズを [...]
セーヌ・サン・ドニ県料理コンクール 〜 県の食材で〈世界の料理〉を。 2022-06-10 イベント情報フランスで暮らすイベント 0 「世界の料理コンクール イン・セーヌ・サン・ドニ」Championnat du Monde des Cuisines du Monde In Seine-Saint-Denis パリの北東に隣接するセーヌ・サン・ドニ県が、地元食材を使うことを条件とした「世界の料理」コンクールを [...]
〈連載:ふつわ〉タケノコごはん 2022-06-08 肉料理 0連載コラム フォンテーヌブローの森でとれたというタケノコをいただいた。ずんぐりのモウソウ竹のものとは違って、ずいぶんスリムなタケノコだ。 固い皮を一むき、二むきしてから、長すぎるものは二つに切って鍋にとり、たっぷりと水を張る。水1リットル当たり小さじ1杯の重曹 bicarbonate [...]
Magret de canard à l’orange – カモ肉には、甘酸っぱいソースがよく合う。 2022-06-04 肉料理 0 Magret de canard à l’orange どこの肉屋でも売っているカモの胸肉を使って、オレンジ風味の一品を作ってみよう。友人たちを招いたときなどに作ると、拍手がわくごちそうです。 まず胸肉の厚い脂がついている皮に、よく切れる包丁を使って、深めに格子状の切れめを入 [...]
はじめてみよう、フランス料理!② -オーブンをマスターしたい。 2022-05-15 フランス料理野菜料理 0はじめてみよう!フランス料理 オーブンをマスターしたい(野菜のロースト) フランス料理を代表するような、肉や魚のロースト、キッシュ、グラタン、シュークリーム、タルトなどを作ろうと思ったらオーブンが必要になる。というわけで、フランスではほとんどの台所にオーブンが装備されている。オーブンを使うときに大切なことを [...]
市販のピッツァ生地を使えば、思ったより簡単にナポリ風ピッツァ。 2022-05-07 野菜料理 0 Pizza alla napoletana 最近ピッツァをよく作る。お世辞にしろイタリア人の友人にもほめられたくらいだから、紹介してみます。まずはシンプルというか基本のナポリ風から。 ピッツァ生地 pâte à pizzaは、ちょっと手抜きして市販のものを使うのだが、オーブン [...]
天然酵母のパンは手がかかるからこそ、面白い。 2022-05-02 日本人シェフフランスの食材と専門店専門店 0パリ18区 稲垣信也さん(51歳) 観光客でにぎわうモンマルトルも、一本裏道へ入ると住宅街になる。ひっそり静かなトロワ・フレール通りで、ひときわ人気を集めるブーランジュリーが、稲垣信也さんの営むShinya Pain。パン作りから販売までを、すべて一人でこなす。粉はすべて農家製のビオ、酵 [...]
〈連載:ふつわ〉カモの胸肉、タイ風 2022-04-30 肉料理 0連載コラム ウクライナ戦争の影響で植物油が品薄になっているけれど、もし台所に油が残っていたら、カモの胸肉の揚げものを作りたい。 前菜なら4人分として、カモの胸肉をひとつ用意する。皮をとり、薄く切ってボウルにとる。しょう油、塩、コショウ、おろしショウガ、酒を加えてよく混ぜ合わせ、30分ほど [...]