「料理、普段の美味しいもの」 2017-10-20 日本人シェフ 0 松根晶子さん(46歳) 料理は子供の時から好きで作っていたけれど、短大を卒業してから専門学校へ入り直して料理人を目指したという松根さん。専門学校時代に「若いうちに店を開きたい」という周りの仲間たちの言葉を聞いて、松根さん自身も27歳を目標に自分の店を持てるか、料理で身を立てられ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:10月1日号 2017-10-11 シルバーラウンジ 0連載コラム 竹本元一さん(64)といえば、パリで知らない人はいないだろう。18歳の時、日大の馬術部に。2年で中退後、ヒッピー風に生きたが、メルボルンで救世軍ブラスバンドに感化された。船でインド洋、ケープタウン、ジェノバ、スイスに渡り、ジュネーブに11年滞在。通訳・ガイドをしつ [...]
美味しい食材は、地方にある。 2017-09-22 日本人シェフ 0 高橋 創さん(39 歳) 店内の6〜7割は地元の常連さん。気軽に再訪できる料金と丁寧な仕事で、連日ディジョネで賑わいます。 季節の食材を仕入れて、「自分が食べたいもの」を作ります。 取材日にいただいたメインは鴨のロースト。鴨はフライパンで丁寧に火を通した絶妙な焼き加減で、断面は [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:9月1日号 2017-09-11 シルバーラウンジ 0連載コラム M子さんは1953年東京生まれ。父親は出版業からテレビ報道記者に転向。母は若い時から活動家でK市の元市議会議員。現在90歳の母は熱海に住み、自伝を執筆中。M子さんは早稲田大学法学部卒。木材店の後継ぎと結婚、夫の事業が倒産し長女が3歳の時、離婚。西武の人事課に勤務し、30歳の時、娘 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:8月1日号 2017-08-13 シルバーラウンジ 0連載コラム H子さん(83)の父親は千葉県に生まれ、戦前、東京の風月堂に勤務。京都の女性と結婚、自分の店を創立。終戦時マッカーサー元帥に誕生日ケーキを供したこともある。73年、父の菓子店は日本国内に130店2500人を雇うまでに。H子さんは結婚し、73年に9歳、12歳の娘と来仏。父の長年の [...]
料理、とにかく食べることが好き。 2017-07-20 日本人シェフ 0 西畑孝一さん(40歳) 「とにかく食べることが好き」という西畑さんがフランスに来て何より感動したのは、赤身肉の美味しさだったという。大阪出身、野球で身を立てようと思っていたのに大学推薦への道が絶たれ、教師になるか?と迷った結果、3つ目の選択肢だった料理人の道を選び、今パリでシェ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:7月1日号 2017-07-13 シルバーラウンジ 0連載コラム Y子さん(72)は1944年、大連に生まれ、戦後、四国で育つ。父は船舶関係で働いた。母親は中学教員。Y子さんは美術学校に通いながら、お手伝いさんや産婆の助手にもなり学費を稼いだ。生活体験が増すにつれて美術から文学に転向、ドフトエフスキーなどを熟読する。早大にいたが学園闘争の最中 [...]
料理がもたらす、語り合いの場。 2017-06-21 日本人シェフ 0 藤枝和洋さん(37歳) 「人と話すのが上手くなくて…」と自己分析する藤枝さん。けれど、オーナーシェフを務めるその店は、おいしい料理とともに“楽しい語り合いができる場所”として、近所のパリジャンたちの間で評判になっている。 山口県出身、料理上手だった父の影響で、物心ついたときか [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:6月1日号 2017-06-11 シルバーラウンジ 0連載コラム 田原リージャ(79)さんは日ブラジル2重国籍者。両親は1933年、沼津市からブラジルに移民。リージャさんと妹さんはサンパウロで生まれる。父はコーヒー園や車の販売業に就く。99年、父は97歳、母は95歳で他界。リージャさんは22歳の時、東京から56年に移民してきた男性と結婚し娘2 [...]
フランス料理、原点回帰。 2017-05-20 日本人シェフ 0 山口杉朗さん(31歳) 「とにかく、フランス料理が好き」。18歳の時、もう勉強はしたくない、と入学した東京の調理学校でフレンチと出会ってから13年。パリでオーナーシェフとなった今も、山口さんのその本能的な愛は変わっていない。 30歳までは日本で修業、という慣習を横目に、先輩シェ [...]