幻の川ビエーヴルの全流域を訪ねて。 2014-09-15 パリから行ける街 0特集記事 ヴェルサイユの森の南を水源とするビエーヴル川Bièvreは、南の郊外からパリの13区と5区を流れ、オーステルリッツ河岸でセーヌに注いでいた小さな川です。 でも現在のパリには、この川は存在しません。17世紀末から、パリと近郊のビエーヴル岸には、この水を利用する染め物や皮革加工な [...]
今が旬! ウニを求めてマルセイユへ。 2014-02-19 パリから行ける街 0散策 地中海でとれるウニは、冬にその最盛期を迎える。毎年開催される通称「ウニ祭り」は、マルセイユ市から西へ30キロほどにある、Carry le Rouetという港町で行われている(www.otcarrylerouet.fr)。2月の日曜日、この小さな港は海の珍味を思う存分堪能しようと、 [...]
アルザスのワイン街道、ノエル市。 2013-11-15 パリから行ける街 0特集記事 どこまでも続くぶどう畑。なだらかに連なるヴォージュ山脈。ライン川にそって南北に広がるアルザス地方は、ワインと美食で世界にその名を知られる。上質な白ワインの産地であるヴォージュ山脈の裾野には、おとぎの国のような美しい小さな村が点在し、幸せを運ぶコウノトリが屋根の一番 [...]
中央山塊地方にある温泉に行ってみよう! 2013-10-16 パリから行ける街 0特集記事 フランスで温泉というと病気治療のために長期滞在するイメージが強いが、湯治客だけでなく一般の人々にもその魅力を知ってもらい、バカンスで気軽に利用してもらおうと、中央山塊地帯の18の温泉町が集まって「絹の道」ならぬ「La Route des Villes d̵ [...]
北のヴェネチア、アミアンはパリから1時間。 2013-09-17 パリから行ける街 0特集記事 パリの北東130km、電車でおよそ1時間に位置するアミアンは古くから藍やベルベットの生産、水運で栄えた町。ナポレオン戦争や第一次世界大戦など歴史の舞台にもなってきた。パリの近くにありながらも、ピカルディ語という地方言語が存在し、独特の文化を形成してきた。 ユネスコ世界遺産に指 [...]
魅惑のスイーツ、シュークル・ドルジュ。 2013-08-10 パリから行ける街 0散策 パリから南へ約80㎞。モレ・シュル・ロワンはフォンテーヌブローの森のすぐそば。大麦を原料とした素朴な味わいの飴(あめ)、シュークル・ドルジュsucre d’orgeの発祥の地。、一般には、シュークル・ドルジュというと、赤と白のシマシマのステッキ状のキャンディーだけれ [...]
幻想を求めてマリオネットの聖地に行こう! 2013-07-15 パリから行ける街 0特集記事 ©Anne-Sophie Pierrot ベルギーとの国境、アルデンヌ県の県庁所在地シャルルヴィル=メジエール。パリのヴォージュ広場にそっくりなデュカル広場を中心にひろがる人口5万人弱の小さな町だが、フランスの文化に与えているインパクトは大きい。 ホテルの受付、 [...]
採石場跡で栽培されるマッシュルームは美味。 2013-07-01 パリから行ける街 0散策 シャンピニョン・ド・パリと呼ばれるマッシュルームは、18世紀に入ると、パリ内外の石灰岩の地下採石場跡の洞窟で栽培されるようになる。一年を通して14°Cという安定した温度と、光が入らない暗い環境が栽培に適していたからだ。ピーク時にはパリ内外で400を超える採石場跡で栽培されていた [...]
バラの町に出かけてバラのジャムを味わう。 2013-06-01 パリから行ける街 0散策 中世の姿をそのまま残す町プロヴァンは2001年に世界遺産に登録された。バラを抜きにしてこの町は語れない。時は13世紀、ティボー4世が十字軍遠征に加わり、ダマスからバラを持ち帰った、という言い伝えのもと、現在に至るまで町のシンボルとなる。見所満載の町、バラの香りと共にゆっくりと時間 [...]
新鮮な大ヒラメを格安で。 2013-04-04 パリから行ける街 0散策 魚市場で目に飛び込んできたのはまだ体を波打たせている大きなヒラメturbot。2.6キロで31€。パリの魚屋の半額だ。 フランス大西洋岸で一番大きな港町ル・アーブル。漁師さんが直接販売する魚市場を目指して出かけてみよう。交通手段のアクセスがよく、パリから近いので、 [...]