ボルドー特集〈2〉ボルドーから1時間。サーフのできるビーチ、ラカノーへ。 2020-08-01 パリから行ける街 0特集記事 ボルドーから西へ約60Km、車で1時間ほどでアクセスできるラカノー(Lacanau)。初心者でもサーフィンができるというので、せっかくボルドーに来たのだから足を伸ばして人生初のサーフィン体験をしに行くことにした。フランスでサーフィンができる海としては、バスク地方のオセゴーやビア [...]
ボルドー特集〈1〉進化し続ける町、 ボルドー。 2020-07-31 パリから行ける街 0特集記事 皇帝カエサルが、この地をローマ属州とした紀元前1世紀に始まったボルドーのワイン醸造。それから2千年間、絶え間なく造られてきたワインは今日も世界の人々を魅了してやまず、来訪者は18世紀の建造物が並ぶ旧市街の美しさに酔いしれる。 [...]
南仏セート、水辺の夏をさがしに。〈その4 – 枯れた漁村の情緒 ラ・ポワント・クールト〉 2020-07-19 パリから行ける街 0特集記事南仏 セート北部の漁村、ラ・ポワント・クールト。国鉄の駅の裏手に位置し、線路や国道のガードを超えた先にある。標識はないが、地図を見ながら進めば、わりと簡単にたどり着けるはず。セートの他の地区とは異質の風情が広がるだろう。目の前は地中海ではなく、オクシタニー地域圏最大の湖、トー湖だ。小 [...]
南仏セート、水辺の夏を探しに。〈その3 – 海の幸好きには、たまらない町〉 2020-07-17 パリから行ける街 0特集記事南仏 市庁舎前にタコの銅像が置かれるほど、セートではタコをよく食べる。セート風サラダといえばタコが入り、タコのタルト「ティエルtielle」はこの町の名物。町には〈正真正銘・伝統的ティエル〉を謳う店が多く、つい買って食べてしまう。町の中心部でも運河に漁船が停泊しているセートはフランス [...]
南仏セート、水辺の夏を探しに。〈その2-ヴァレリーとブラッサンス〉 2020-07-16 パリから行ける街 0特集記事南仏 詩人のポール・ヴァレリー(1871-1945)と、彼の半世紀後に生まれた歌手のジョルジュ・ブラッサンス(1921-81)はセート生まれ。ともにパリで活躍したが、墓はセートにある。二人とも市内に自身の名を冠した美術館があるが、墓が美術館の至近距離にあり、墓参りも気軽にできる。 P [...]
南仏セート|水辺の夏を探しに。〈その1- セットの夏は「ジュット」!〉 2020-07-15 パリから行ける街 0特集記事南仏 詩人ポール・ヴァレリーが《特異な島 île singulière》と呼んだセートは、文字通り、独自の魅力に満ちている。南部は砂浜が続く地中海の海岸で、北部は広大な潟湖トー湖に面する。中心部はベネチアのように、運河が縦横に走る水の町だ。同時に標高183メートルの緑豊かなサン・クレ [...]
墓マイラー・フランス巡礼記 |連載第1回 ゴッホの墓 2020-07-15 パリから行ける街 0 元祖・墓マイラーに聞く フランス名墓10選! 文芸研究家のカジポン・マルコ・残月さんは、世界各地、数千人のお墓参りをしてきた元祖「墓マイラー」。その旅路をつづるブログは、偉人への敬愛の情、道中の出会い、苦労の末に墓と出会う喜びにあふれています。フランスの偉人の墓から、印象に残る [...]
南フランスの 夏やすみ。その5 ジャン・ジオノの家 2020-07-14 パリから行ける街 0特集記事南仏 Le Paraïs, maison de Jean Giono à Manosque 『木を植えた男』で日本でも有名な作家ジャン・ジオノ(1895–1970)はマノスクに生まれた。町の城門をくぐって旧市街に入ると、すぐに彼の生家がある。詩を書き始めたのは7歳のころ。靴職人の父親が [...]
南フランスの夏やすみ。〈その4 エリゼ宮御用達オリーブオイル生産者に会いに〉 2020-07-08 パリから行ける街 0特集記事 カドネのオリーブ農家 Moulin de Laval à Cadenet おいしいオリーブオイルを作る農家を見学できるというので、エクスから北へ向かった。車で30分ほど走ると小高い丘の上にカドネ村が見えてくる。村では人々がペタンクに興じる笑い声に迎えられる。リュベロン山塊を中 [...]
南フランスの夏やすみ。〈その3 アンリ・ファーブルの家に行く〉 2020-07-05 パリから行ける街 0特集記事散策南仏 Harmas Jean-Henri Fabre 「ファーブル昆虫記」で知られる、ジャン=アンリ・ファーブル(1823-1915)。そのファーブル先生が、1915年に92歳で亡くなるまでの36年間を過ごした家が、アヴィニヨンから約30キロのセリニャン・デュ・コンタ(Sérigna [...]