墓マイラー・フランス巡礼記 |第2回ジャン=フランソワ・ミレー 2020-09-13 パリから行ける街 0 『落穂拾い』『種まく人』で知られる農民画家ミレーの墓は“画家の村”バルビゾンの郊外にあります。農民出身のミレーは畑仕事を聖なる労働と考え、誰も描かなかった農夫を主題とする作品を描き続けました。画壇でなかなか認められず、40代後半まで食うや食わずの極度の貧困生活を送っていましたが、 [...]
Tripletta|パリに3店舗、厳選素材が光るナポリ風ピッツェリア。 2020-09-10 ヨーロッパ諸国料理 0 パリとボルドーで大人気のナポリ風ピッツェリアが、今年7月、パリ3店舗目をカルチェラタンにオープンした。場所はムフタール通りのすぐそば。モンジュ通りの喧騒を離れて、小さな広場に面したテラスは心地よく、すでに5区の住人から歓迎を受けているような連日の繁盛ぶりだ。 [...]
Fuji, Pays de neige|富士山、雪国。 2020-09-05 イベント情報パリで遊ぶアート展覧会 0 北斎や広重が描いた富士と、川端康成の小説『雪国』を2つの柱にして、富士と雪景色をテーマに7月に始まった展覧会が秀逸だ。ギメ美術館の所蔵品から、江戸から大正時代までの錦絵、肉筆浮世絵を主に展示している。富士には構図の面白さ、意外さで見せる作品が多い。歌川広重(初代)の「深川洲崎十万 [...]
子どもと一緒にショヴォーの「怪物の国」へ。 2020-09-04 パリで遊ぶ展覧会イベント情報こどもとおでかけ 0 医師であり、独特の世界観で彫刻、絵画、著作を残したレオポルド・ショヴォー。「怪物の国で」のタイトルのとおり、主人公は奇妙な怪物たちだ。雑多な生き物が混ぜこぜになったような奇怪な姿。でもなぜか親しみがわく。そして彼らが住むのは、過去でも今でも未来でもない国だ。 [...]
Les Extatiques 2020-09-03 イベント 0 10月4日(日)まで パリの西郊、スガン島にあるコンサートホール「ラ・セーヌ・ミュージカル」とラ・デファンスを舞台に、オー・ド・セーヌ県が主催する現代美術の祭典。3回目の今年は、ベテランから若手まで造形作家18人の作品を屋外に展示。ラ・セーヌ・ミュージカルの建物周辺に7点。建物後 [...]
『Effacer l’historique 』半永久的に残るネット上の記録 2020-09-03 舞台・映画 0 「地震、雷、火事、親父」は世の中の怖いものを並べた言葉。「親父」は「家父長制」を指すという。だが、今や“家の長”たるオヤジのめっきはかなり剥がれた。その代わり、新しい形の恐怖が私たちを脅かし続ける。そのひとつがデジタル社会。常時接続の生活ではネット上こそが現実だ。ここで失敗をした [...]
Pierres précieuses 2020-09-03 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 2021年6月14日(月)まで パリ植物園には国立自然史博物館の建物がいくつかある。そのうちの「進化の大ギャラリー」で〈宝石〉展。鉱物500点と、1906年創業の高級ジュエリーブランド「ヴァン・クリーフ・アーペル」の歴史を刻んだ代表的な宝飾品200点が並ぶ。 [...]
〈自転車特集・2〉レトロ自転車通 おすすめミュージアム 2020-09-02 パリから行ける街 0特集記事 Musée du Vélo – Château de Bosc ミュージアムの館長クロード・レノー氏は城主でワイナリー経営者、そして屈指の自転車コレクター、歴史研究家。彼が20年をかけて執筆した自転車史百科事典は100部印刷のレア本だが自転車文化のために城の公式サイ [...]
Etrange Festival 26e édition 「観客を驚かせる映画」が集結。手塚眞、鈴木清順作品も。 2020-08-31 舞台・映画 0 Etrange Festival 26e édition9月2日(水)〜13日(日) 「観客を驚かせる映画」が集結するパリの人気映画祭、エトランジュ・フェスティバル。今年で26回目。 コロナ禍で座席数を6割にして開催。コンペを筆頭にドキュメンタリー、短編部門、マルジャン・サトラピ [...]
Dan Tepfer ジャズピアニストが奏でるバッハ変奏曲。 2020-08-31 コンサート 0 9月4日(金) ダン・テプファーはパリ生まれのアメリカ人ジャズピアニスト。2009年のリー・コニッツとのデュオアルバムで注目され、2011年にリリースされた『Goldberg Variations/ Variations』が話題になった。 バッハの有名な変奏曲に、各変奏曲にイン [...]