「Au Soleil」アルザスの小さな村の、家族経営レストラン。 2022-12-09 フランス料理レストラン 0 夕方その宿に着くと、80代とおぼしきご夫婦と息子さんに迎えられた。ヴァルフは、県道206号沿いの、人口1300人弱の村。特に観光名所もないが、料理がおいしいホテルがあると聞いて、夕食と一泊を予約した。 メニューを開くと、まず「鹿赤ワイン煮、Schupfnudeln(ジビエにそ [...]
【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その3》「今年のノエルの布」、発表! 2022-12-07 パリから行ける街 0特集記事 アルザス地方のノエルは盛大で美しいといわれるけれど、他のフランスと何が違うのだろう。ストラスブール郊外、アルザス中部セレスタ、南下してミュールーズと、アルザスのノエルに欠かせないものを作る人たちに会って、ノエルの習慣について聞いてみた。また、この地方に伝わるノエルには欠かせない [...]
サム・スザフラン「画家の固執」 2022-12-06 展覧会 0 Sam Szafran. Obsessions d’un peintre 抽象画が主流となった戦後の美術界で具象画を描き続けたサム・スザフラン(1934-2019)は、どの派にも属さないスタイルのため、美術史上ほとんど研究されていないという。60点を集めた回顧展は、 [...]
【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その2》 2022-12-05 パリで遊ぶイベント情報パリから行ける街 0特集記事 ☞【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その1》もあわせてお読みください。☞【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その3》もあわせてお読みください。 ノエルに輝くアルザスへ。《その2》 アルザス地方のノエルは盛大で美しいといわれるけれど、他のフランスと何が違うのだろう。今回はストラ [...]
第16回 KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭 2022-12-02 パリで遊ぶイベント情報舞台・映画 0 日本の今を浮かび上がらせる映画たち。特集は想田和弘監督。 日本映画を照らし出す “金の太陽”、「KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭」が、今年もパリで開催へ。会場は日本文化会館、期間は12月6日から17日迄となっている。 今年のコンペティション部門はジャンルも様々。 [...]
【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その1》 2022-12-01 イベント情報パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 フランスは地方ごとに異なるクリスマス(ノエル)の伝統的習慣があるが、アルザス地方ほどノエルの習慣を大切にする地方はないといわれる。 11月30日聖アンデレの日から1月6日の公現祭までがノエルを祝う期間になり、様々な行事や習慣が営まれるのだ。とくに、キリストの誕生した25日 [...]
魂を侵食する誰かの告白 「Saint Omer」 2022-11-27 パリで遊ぶ舞台・映画 0 マティ・ディオップ、ジュリア・デュクルノー、オドレイ・ディワン。近年、世界三大映画祭において、新しい世代の仏人女性監督が大きな結果を残している。そして『Saint Omer』を監督したアリス・ディオップも、その仲間に加わったばかり。本作でベネチア映画祭の審査員グランプリと新人監 [...]
フュースリー 夢と幻想の間で。 2022-11-25 展覧会アート芸術 0パリ8区 Füssli – Entre rêve et fantastique ヨハン・ハインリヒ・フュースリー(1741-1825)は、光と影の対比と人物の動きで劇的な効果を出すのがうまい。本展では、「夢魔」、「マクベス夫人」といった有名な油彩に加えて、繊細な水彩もあり、フ [...]
Fenêtre sur le Japon – 日本への窓ドキュメンタリー映画祭で「被ばく牛と生きる」を上映。 2022-11-22 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ1区 一般映画館で上映されることが稀な日本のドキュメンタリー作品をフランスで紹介することを目的に、日本映画研究者ディミトリ・イアンニ氏と社会学者ニコラ・ピネ氏ふたりが立ち上げた日本のドキュメンタリー映画祭「日本への窓」。 11月29日には、松原保監督の「被ばく牛と生きる」(2016 [...]
コパチンスカヤが演奏するリゲティのヴァイオリン協奏曲を聴きに。 2022-11-21 パリで遊ぶコンサート 0パリ16区 Patricia Kopatchinskaja joue Ligeti Concerto pour violon 「リゲティのヴァイオリン協奏曲? 変に前衛で、旋律がなくて、心に響いてこないんじゃない」という人は、パトリシア・コパチンスカヤが、サイモン・ラトル指揮するベルリンフィ [...]