斬新な表現が集まる日本の無声映画特集、パテ財団で。 2025-10-08 パリで遊ぶ舞台・映画 0 「Cinéma muet japonais – Carte Blanche au NFAJ de Tokyo」 1896年、雄鶏の雄叫びとともに産声をあげたパテ社。ゴーモンに次いで、世界最古の現役の映画会社だ。昨年もピエール・ニネ主演の映画『モンテ・クリスト伯』(日本では202 [...]
【展覧会】ジョルジュ・ド・ラ・トゥール〈影と光の間で〉。 2025-10-05 展覧会 0 Georges de la Tour, Entre ombre et lumière ロレーヌ公国で生まれ、ほとんど国内の町リュネヴィルで生涯を過ごしたジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)は、ルイ13世の国王付画家に任命されるほどの栄誉を得たが、18世紀以降すっか [...]
【シネマ】イラン人監督の本年度を代表するフランス映画。 2025-09-29 舞台・映画 0 Un simple accident カンヌ映画祭で最高賞パルムドールに輝き、アカデミー賞国際長編映画賞のフランス代表にも選出。巨匠ジャファール・パナヒの新作は、早くも本年度を代表するフランス映画に。舞台はテヘラン近郊、言語はペルシャ語、監督も俳優もイラン人だが、製作がフランス [...]
フリージャズのサックスならティム・バーン!のパリ公演。 2025-09-24 パリで遊ぶコンサート 0 Tim Berne Trio 10月18日 20h30- サックス奏者ティム・バーンは、ジュリウス・ヘンフィルのアルバムを18歳のときに聴いてジャズをやろうと開眼し、そのヘンフィルに師事したという。今年70歳というから、人気のサックス奏者ジョン・ゾーンと同世代だが、ぼくは圧倒的 [...]
【cinéma】パレスチナの人が何を感じているのかを、人間的な視点から知りたかった 〜『手に魂を込め、歩いてみれば』 2025-09-23 パリで遊ぶ舞台・映画 0 『Put Your Soul on Your Hand and Walk 手に魂を込め、歩いてみれば』パリ先行上映リポート 絶え間なく続くイスラエル軍のガザへの攻撃……。在仏40年のイラン人女性監督セピデ・ファルシは、メディアに届かない内側からの声を拾うべく、ガザ北 [...]
【expo】マリー=ロール・ド・デケール ー アンガジュマンの画像(終了間近!) 2025-09-20 展覧会 0 日本ではほとんど知られていないが、ベトナム戦争、チャド内戦、反アパルトヘイトなど歴史に残る紛争の痕を残した写真家・フォトジャーナリスト、マリー=ロール・ド・デケール(1947-2023)の回顧展が9月28日までヨーロッパ写真館(MEP)で開催中だ。年配のフランス人なら、リベラシ [...]
欧州文化遺産の日 – Journées européennes du patrimoine 2025-09-20 イベント 0 9月20日(土)、21日(日) 欧州文化遺産の日。当日並べば見学できる場所と、事前予約が必要な場所・活動があるので、今からサイトでプログラムを見て予定をたてるのも一興です。https://journeesdupatrimoine.culture.gouv.fr/ [...]
パリで〈フィンランド・ガラスビエンナーレ〉。 2025-09-11 展覧会 0 Finnish Glass Biennale – Paris edition 10月25日(土)まで 今年初めてフィンランドで開催されたガラスビエンナーレ。その展覧会の一部が、パリのフィンランド文化会館にやってきた。 エントランスのギャラリーでは、キュレーターを務 [...]
【展覧会】エヴィ・ケラー 〜マチエールと光〜 2025-09-06 展覧会 0 【展覧会】Evi Keller Matière-Lumière 数年前、パリのギャラリー・ジャンヌ・ビュシェ・ジャジェールで初めてエヴィ・ケラーの作品を見た時の衝撃は忘れられない。透けて見えるような薄い素材の上に見たこともない抽象世界が広がっていた。素材がリサイクルしたプラスチ [...]
新作能『長崎の郵便配達』 2025-09-05 舞台・映画 0 今から予約! 10月9日(木)〜11日(土) 長崎で郵便配達中に被爆した谷口稜曄(すみてる)さんを、英国空軍パイロットだったピーター・タウンゼンド氏が戦後記者となって取材し著した小説。それをもとにした新作能が今秋、パリ日本文化会館で公演される。ふたりが神の姿となって現れ、国、人種 [...]