監督の世界観を支える職人技にも光、パリ・シネマテーク「ウェス・アンダーソン」展。 2025-03-11 展覧会 0 【Expo】Wes Anderson展 「最もフランス的なアメリカ人監督」と称されるウェス・アンダーソン初の展覧会がパリで開催中だ。今回はシネマテーク・フランセーズとロンドンのデザイン・ミュージアムとの共同企画。5月28日に公開の新作『The Phoenician Schem [...]
『 Black Box Diaries 』日本公開されない、オスカー候補のドキュメンタリー。 2025-03-11 舞台・映画 0 米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門にノミネート(授賞式は3/2)された映画『Black Box Diaries』が、いよいよフランスで劇場公開に。フランスではナント三大陸映画祭で開幕上映された後、カルカッソンヌ政治映画祭で観客賞、ビアリッツ国際ドキュメンタリー映画祭で最優 [...]
ソフィー&カティア姉妹の心遣いに嬉しくなる、ロシア食堂兼惣菜店。 2025-03-10 ヨーロッパ諸国料理 0 Série Limithée Paris Moscou ロシア、東欧からコーカサス、中央アジアまでの料理が楽しめる小さなレストラン兼惣菜屋さん。まずは気軽にランチを試してみよう。割とボリュームがあるので、メインだけ(13.90€)またはコーヒー付き(15.50€)で十分満足でき [...]
【expo】「個」が強い光を放つ、イランのアール・ブリュット展。 2025-03-06 展覧会 0 Art Brut d’Iran アール・ブリュットのグループ展はいくつも見てきたが、これほど各作家の作風と個性の違いが印象に残った展覧会はなかった。テヘランに300軒あるギャラリーの中で、唯一アール・ブリュット専門の「アウトサイダー・イン」のオーナー、モルテザー・ザーヘディさん [...]
Joachim Horsley – クラシック音楽の名曲が、次々とラテン音楽に変貌。 2025-03-03 コンサート 0 3月25日(火)、20h30-。 米国出身のピアニスト、ヨアキム・ホースレイが数年前にリリースした『Via Havana』にはびっくりした。ベートーヴェンの第7交響曲を、手やスティックで楽器をたたいたりもしながらルンバのリズムで奏でていき、卓抜なリズム感に遊びがあふれる。ベート [...]
第50回セザール賞授賞式 『エミリア・ペレス』が7冠。クラピッシュの演出で視聴率も回復へ。 2025-03-02 舞台・映画 0 フランス映画の一年を振り返るセザール賞は今年で半世紀。その節目の式典が、2月28日にオランピア劇場で催された。セザールの会長はカトリーヌ・ドヌーヴに。夭折した姉のフランソワーズ・ドルレアックを偲び、女性監督に敬意を示し、セザール賞を「ウクライナに捧げる」と語り、開会を宣言した。 [...]
ポンピドゥ・センター内近現代美術館の常設コレクション見納めの4日間。 2025-03-01 展覧会 0 Musée en Fête ポンピドゥ・センター内の近現代美術館(4-5F)常設展が3/7-10の4日間入場無料(11h-21h)。DJ、パフォーマンス、提灯やアクセサリー作り、共同絵画制作などのアトリエも (要予約のものも)。同センターが9/22から5年間の改修工事に向けて [...]
開校260周年の名門、アルフォール獣医学校。 2025-03-01 パリから行ける街 0特集記事 フランス獣医学の開祖となったクロード・ブルジュラ(1712-79)は、良家の男子に馬術や武術、踊りから数学、音楽までを教える、リヨン馬術アカデミーの教師だった。馬術書や馬医術書を著して有名になり、1755年から57年まではディドロとダランベールの『百科全書』にも執筆。1761年 [...]
《特集》アルフォール獣医学校と、フラゴナール博物館。 2025-02-28 おすすめスポットパリの散策スポット・お店 0特集記事 パリの南東でセーヌ川と合流するマルヌ川。その南岸、メゾン・アルフォールの町に、アルフォール国立獣医学校がある。ルイ15世の馬術教師クロード・ブルジュラの提案によって、リヨンに世界初の獣医学校が創設されたのは1762年。その次に開校したのが1766年、アルフォールだった。 来年 [...]
【シネマ】〈自然〉を切り口に宮崎駿を再発見 『Miyazaki, l’esprit de la nature』レオ・ファヴィエ監督インタビュー。 2025-02-27 舞台・映画 0 フランスは日本から遅れること3年後の2000年、アニメ『もののけ姫』が劇場公開。その後はスタジオジブリ作品が新旧入り交じり流れ込み、漫画を「第九芸術」と見なすフランス人の心を魅了した。四半世紀が過ぎた現在、その人気は幅広い層で定着している。 2024年のカンヌ映画祭では、スタ [...]