『Effacer l’historique 』半永久的に残るネット上の記録 2020-09-03 舞台・映画 0 「地震、雷、火事、親父」は世の中の怖いものを並べた言葉。「親父」は「家父長制」を指すという。だが、今や“家の長”たるオヤジのめっきはかなり剥がれた。その代わり、新しい形の恐怖が私たちを脅かし続ける。そのひとつがデジタル社会。常時接続の生活ではネット上こそが現実だ。ここで失敗をした [...]
Etrange Festival 26e édition 「観客を驚かせる映画」が集結。手塚眞、鈴木清順作品も。 2020-08-31 舞台・映画 0 Etrange Festival 26e édition9月2日(水)〜13日(日) 「観客を驚かせる映画」が集結するパリの人気映画祭、エトランジュ・フェスティバル。今年で26回目。 コロナ禍で座席数を6割にして開催。コンペを筆頭にドキュメンタリー、短編部門、マルジャン・サトラピ [...]
希林先生の言葉が染み入るお茶映画『日々是好日』。 2020-08-25 舞台・映画 0読者プレゼント 『 Dans un jardin qu’on dirait éternel / 日々是好日(にちにちこれこうじつ)』フランスで公開(8月26日)。 タイトルは、禅の言葉である「日日是好日(毎日が好い日)」から。森下典子の自伝的茶道エッセイ『日日是好日―「お [...]
シャトーの庭園で、星空シネマ。『007 美しき獲物たち』 2020-08-25 パリで遊ぶ舞台・映画 0夜のパリ この夏はドライブ・インや、ブルジェ空港での屋外上映、ヴィレット運河に浮かぶボートに乗って鑑賞する水上シネマなど、屋外上映が大人気。次なるは、シャンティイ城の庭園でのシネマ。それも、シャンティイ城もロケ地となった『007 美しき獲物たち』(1985)の上映会。 同作品はロジャー・ [...]
愛と性と死、そして自分に出会う。『ETE 85』 2020-08-03 舞台・映画 0 多作の人フランソワ・オゾン監督の長編19作目。原作は英国人作家エイダン・チェンバーズが、1982年に発表した青春小説『おれの墓で踊れ』。監督自身は17歳の時に読み、「自分が最初に映画を撮るならこの物語」と思ったそうだが、35年後にようやく映画化が実現した。少年ふたりが織りなす1 [...]
この夏は「滑走路ドライブ・シネマ」も登場。 2020-07-27 舞台・映画 0 Ciné Tarmakル・ブルジェ航空宇宙博物館(パリ)で、8月29日まで。 コロナ禍で、PCRテストをドライブスルー形式でやったり、カトリック教会ミサを巨大パーキング行うなど、ドライブインが大流行り。映画も、ドライブイン・シアター人気が復活している。とはいっても、滑走路シネ [...]
星空の下でシネマ。ラ・ヴィレット公園の屋外上映、今年は予約制。 2020-07-21 イベント情報舞台・映画 0 この夏も、ラ・ヴィレットの公園の屋外シネマが7月22日から始まります(7月22日〜8月23日)。今年は人数制限のため予約制。そして、デッキチェアやブランケットのレンタルはありません。マスク着用、人との間隔1メートル確保は言わずもがな。 上映プログラムはこちらから。 毎週、月曜日 [...]
Les Parfums|男女が出会っても恋愛関係にならず。 2020-07-19 舞台・映画 0 映画館再開初日(6/22)に真夜中の先行上映会を実施し、話題を集めた本作。当日は主演のエマニュエル・ドゥヴォスも会場に駆けつけ、「以前は映画館でポップコーンを食べる人に耐えられなかったけど、私が間違っていた」と挨拶。アメリカ映画の公開延期が続くなかで7月1日に公開され、パリの興 [...]
ヴィレットで水上シネマ。パリ市は抽選で市民招待。 2020-07-07 舞台・映画 0 コロナ禍で映画館が閉館していた間、車中で映画を見るドライブインの人気が復活しましたが、この夏は「ナヴィゲートイン」、水上シネマが登場! パリ市はパリ・プラージュの開幕を祝って、7月18日の夜、この水上シネマにパリ市民を招待。2人〜6人乗りの38艘の電動ボートの席と、地上に置か [...]
世界初の女性監督はなぜ無名なのか。 2020-07-04 舞台・映画 0 『Be Natural, l’histoire cachée d’Alice Guy-Blaché』 「千本以上の作品を書き、監督し、製作した。だが “彼女”は、貢献した産業から忘れられた」。かつてマーティン・スコセッシが発した言葉だ。その&n [...]