シャンゼリゼで屋外シネマ!(の鑑賞チケットを当てよう)。 2022-05-06 イベント情報パリで遊ぶ舞台・映画 1日曜営業パリ8区 5月22日(日)19hから、シャンゼリゼ大通りの真ん中に設置されたスクリーンで屋外上映会が開催される。凱旋門を背景に上映されるのは『アリー/スター誕生 A Star is Born』(2018)。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが共演して話題になった作品。無料だが、人気な [...]
二世監督と侮るなかれ。『 Hit The Road』 2022-04-29 舞台・映画 0映画 1984年生まれ、パナ・パナヒ監督の初長編作品。苗字でピンときた方も多いだろうか。世界三大映画祭全てで受賞したイランの巨匠ジャファル・パナヒのご子息だ。「なんだ二世監督か」と侮るなかれ。映画を見れば、そんな意地悪な気持ちも吹き飛ぶはず。パパ・パナヒとは違った個性で、一作目にして [...]
第75回カンヌ映画祭、ラインナップ公表に。 2022-04-15 イベント情報舞台・映画 0カンヌ映画祭 2022年は “慣らし運転”的な年 カンヌ映画祭のラインナップ発表会見が行われた4月14日(木)は、青空も広がり気温は急上昇。会場はシャンゼリゼ大通りの映画館UGCノルマンディー。ジャーナリストの参加率はまあまあで、徐々に熱気が戻ってきた様子だ。もはやマスク義務もなく陰性証明も [...]
シネマテークでレトロスペクティブ開催 ジャン=ピエール・リモザン監督インタビュー。 2022-04-04 舞台・映画イベント 0インタビュー 「作った作品は未完成、最後まで到達しない」 この春のシネマテークは今村昌平、ロミー・シュナイダー(展覧会も同時開催)、ジョナス・メカス、スタンリー・キューブリックら、あらためてスクリーンで出会いたい映画人のレトロスペクティブが盛りだくさん。 4月7日から16日までは、日本び [...]
ロシア・ウクライナ戦争と映画 ー 暗い影を落とすロシア文化排除のムード。 2022-03-30 舞台・映画 0パリ9区映画 ウクライナ戦争勃発とともに、ロシア文化の自粛や排除ムードが高まり、暗い影を落としている。パリ8区の映画館バルザックで開催予定だった恒例のロシア映画祭は延期を発表。本映画館は露系オーナーで、普段から露映画の紹介に尽力しており苦渋の決断だったろう。 だが完全に諦めたわけでなかった。 [...]
シネマ:『あの子は貴族 Aristocrats』フランス劇場公開。 2022-03-25 舞台・映画 0映画 日本の岨手由貴子監督の『あの子は貴族』が今月30日、フランスで劇場公開となる。初の長編作品『グッド・ストライプス』で、新藤兼人賞金賞を受賞した若手監督の作品だ。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でヒロインを演じた門脇麦、女優・モデルの水原希子を主人公に迎え、東京を舞台に若い女性が [...]
SPAC×宮城 聰『ギルガメッシュ叙事詩』、パリで世界初公演。 2022-03-20 舞台・映画 0パリ7区 ”Gilgamesh” – SPAC × Satoshi MIYAGI 3月24日(木)〜26日(日)、演出家・宮城聰氏と静岡県舞台芸術センター(SPAC)の『ギルガメシュ叙事詩』が、日本公演に先立ち、世界で初めてパリのケ・ブランリー美術館で [...]
第47回セザール賞 世界が崩れ落ちても、映画の祭典は続けよう。 2022-02-26 パリで遊ぶ舞台・映画 0 新型コロナ感染者数のピークは一月末を境に急降下。第47回目のセザール賞授章式は、第六波が落ちついた時期である2月25日に執り行われた。会場は昨年と同じオランピア劇場。結婚披露宴のようなテーブル席に150人だけが集った異例の前回とは一転、今回は1700人の招待客が蜜状態も厭わずに [...]
セザール賞セレモニー後の特別ディナー、そのメニューは。 2022-02-25 フランス料理レストラン舞台・映画スイーツ 1パリ8区 今晩、フランス映画の祭典《第47回セザール賞セレモニー》が開催される。昨年公開されたフランス映画(外国映画の部門もあるが)のなかから、最優秀の作品や俳優などに賞が与えられるのだ。権威ある華やかなセレモニーだが、その壇上にフランスの社会問題などが持ち込まれるハプニングも見もの。今 [...]
第28回 ヴズール・アジア映画祭閉幕、深田晃司監督が名誉賞に。映画祭の名物ディレクターにインタビュー。 2022-02-18 舞台・映画 0 「君はヴズールを見たかった、そして僕らはヴズールを見た」。パリから東南方向へ電車で3時間半。フランシュ=コンテ地域圏のヴズールは、ジャック・ブレルがアコーディオンとの掛け合いで情熱的に歌った彼の代表曲の名前でもある。 この町で1995年以来、毎年2月にFICAこと「ヴズール国際ア [...]