グルノーブル美術館「自然について De la Nature」 2023-01-13 展覧会パリで遊ぶ 0 人々が環境問題に敏感になり、生物多様性という言葉が一般にも浸透するようになって、美術界でも自然を扱うアーティストが増えてきた。その中でも、グルノーブル美術館の「自然」展は出色の展覧会である。4人のグループ展だが、それぞれが超一級のアーティストなのだ。各自の個性が際立った見応えの [...]
【コンサート】現在最高のフルート奏者エマニュエル・パユ。 2023-01-07 コンサート 0 Pahud-Pinnock-Manson “Bach” 現在最高のフルート奏者はときかれたら、半数以上が「エマニュエル・パユ」と答えるにちがいない。ミシェル・デボストやオーレル・ニコレのもとで研鑽をつんだパユ、今年で53歳になる。1993年からベルリン・フィルハーモニーの首席フ [...]
ルーヴル美術館 「もの ー 静物の歴史」展とは。 2023-01-03 展覧会 0 Les Choses – Une histoire de la nature morte オーソドックスな展示で見せることが多いルーヴルの特別展の中で、これほど破天荒で野心的な展覧会は珍しい。 動いていない物を描く「静物画」のジャンルは、かつて、歴史画を最高とする西洋絵画のヒ [...]
森をぬけて、ローザ・ボヌールの アトリエへ。 2023-01-02 展覧会パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 Château-atelier de Rosa Bonheur ローザ・ボヌール(幸せのバラ、本名マリー=ロザリー・ボヌール)という麗しい名の女性は19世紀、最も名を馳せた画家の一人だ。 官展サロン・ド・パリへの出品作が20代で注目された彼女は、英米など海外でも人気を博し、テオ [...]
シャンゼリゼで、カウントダウンと花火とともに新年を迎えよう。 2022-12-31 イベント 0 12月31日(土)は、シャンゼリゼでカウントダウン、新年に花火が上がります。22h-23h59 : 音と光のショー23h59-:カウントダウンを凱旋門に映写00h-00h09 : 花火 [...]
〈Fenêtre sur le Japon 日本への窓〉『山谷 ─ やられたらやりかえせ』上映。 2022-12-29 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ1区 一般映画館で上映されることが稀な日本のドキュメンタリーをフランスで紹介する〈Fenêtre sur le Japon 日本への窓〉。 主宰者の日本映画研究者ディミトリ・イアンニ氏と社会学者ニコラ・ピネ氏のふたりが、2023年も新年早々レアな作品をフォーロム・デ・アールで上映しま [...]
ポンピドゥ・センターで、アリス・ニール絵画展「活動家のまなざし」 2022-12-28 展覧会パリで遊ぶ 0 Alice Neel – Un regard engagé 人種差別、貧困、男女差別、植民地主義などと闘うアーティストは多いが、だからと言って彼ら、彼女らの作品が素晴らしいかどうかは、別の問題だ。創造者の政治的・社会的信条が、その人の作品評価に及ぼす影響には注意する [...]
『Vivre(生きる)』見かけ以上に”クロサワ”しているが。 2022-12-27 舞台・映画 0 VIVRE (生きる LIVING) 1950年代前半、ロンドンの公務員ウィリアムズが主人公。熱意も失い単調な日々を過ごす男が、余命宣告を受け生きる意味を見つめ直す。この筋書きにピンとくる映画ファンも多いはず。そう、本作の元ネタは黒澤明の『生きる』 (195 [...]
ロンドンV&Aミュージアムの「KIMONO展」、パリ・ケブランリー美術館で。 2022-12-15 展覧会イベント情報 0パリ7区 ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵する着物、装飾品、浮世絵など200点を展示し、江戸時代から現代に至る着物の変遷をたどる展覧会。江戸時代の小袖から、花魁の着物、和洋折衷の輸出用着物、アレクサンダー・マックイーン、ジョン・ガリアーノら外国人デザイナーが着物からインスピ [...]
【PR】ランスのクリスマス市に《名古屋シャレー》オープン!ランス・名古屋両市長の鏡開きで。 2022-12-13 イベント情報フランスの出来事 0 名古屋市とランス市の姉妹都市提携5周年 シャンパンの郷として、また、歴代フランス国王が戴冠式を行った大聖堂などで有名なランス市のクリスマス・マーケットに《名古屋シャレー》が登場しました。 今年はランス市と名古屋市の姉妹都市提携5周年。河村たかし=名古屋市長は12月11日(日 [...]