リュクサンブール美術館再オープン 2011-02-01 展覧会 0 2000年より上院議会の管轄だったリュクサンブール美術館が、再び国立美術館協会の舵取りに。子供用アトリエなど今までにないスペースも備え、2月9日にオープン。企画展はドイツ・ルネサンスの代表的画家ルーカス・クラナッハ(1472-1553)を取り上げる。 [...]
10月来、全国でロングラン 2011-02-01 舞台・映画 0 Mystères de Lisbonne 途中休憩付きの4時間半。掟破りの長さながら、昨年10月来、全国でロングランが止まらない。大病を押しながら、撮影中は遺言のつもりで制作に没頭したというチリ出身の巨匠ラウス・ルイス監督による入魂の新作である。 激動の19世紀。神学校の寄宿生ジ [...]
Clichés japonais 2011-02-01 展覧会 0 1908-1909年、銀行家アルベール・カーンは専属カメラマンとともに日本を含む世界各地を旅行し、それぞれの地で文化風習を写真や映像に記録した。 その後も各国にカメラマンを派遣し、貴重な民俗学的資料を残している。その中から日本で明治後半から昭和初期にかけて撮影された資料を展示。8 [...]
クロティルド・エスム 2011-02-01 舞台・映画 0 Clotilde Hesme (1979〜) ほんの数年ですっかりスターの顔に変わってしまう人がいる。現在、主演作『Angèle et Tony』のポスターが街を彩るクロティルド・エスムもそのひとり。ハスキーボイスとカラカラ笑う無防備な陽気さは、同性にも好感度が高そうにみえる。1 [...]
これはホラー映画だ。”Black Swan” 2011-02-01 舞台・映画 0 Black Swan 名門、ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)が、芸術監督 (ヴァンサン・カッセル)の英断で、とうが立って来たエトワール、ベス(ウィノナ・ライダー)に代わって『白鳥の湖』の主演に抜擢(ばってき)される。挫 折した元バレリーナ [...]
宇宙望遠鏡ハッブル 2011-01-14 舞台・映画 0 Hubble 子供が宇宙に興味を持ち始めたら見せてあげたいのが迫力のドキュメンタリー『Hubble』。現在パリ19区のラ・ヴィレット公園内〈La Géode〉で公開中だ。地上600kmの軌道に設置された宇宙望遠鏡ハッブルを修理するため、宇宙飛行士らは船外活動も含む危険なミッション [...]
チベット映画特集 2010-12-15 舞台・映画 0 ●Une semaine en Himalaya オルセーやポンピドゥ・センターなどパリの有名美術館は映画上映にも積極的。さりげなく告知がされ見逃しやすいが、意外な良作に出会える場所だ。今月はケ・ブランリー美術館にも注目を。 「ヒマラヤの一週間」と題されたイベント内でチベット関連 [...]
“Le Plongeon 泳ぐひと” 2010-12-01 舞台・映画 0 バート・ランカスターか初めから終わりまで海パン姿という、1968年製作、フランク・ペリー監督の、不思議な不思議な傑作。そのランカスターの肉体には、『地上より永遠に』(’53)で、デボラ・カーと波打ち際のキスシーンを演じた時の、はっとするような美しさはない。52歳の、 [...]
唯一確かなものは女の存在。”Indigene d’Eurasie” 2010-12-01 舞台・映画 0 フランス西海岸の港に入ってくる船からのショットで始まる『Indigène d’Eurasie ユーラシアの民』は、風景ショットが印象に残る映画だ。パリ、ヴィリニュス(リトアニア)、モスクワ、ポーランドの森、そしてまたパリから冒頭の港町へと& [...]
Xavier Beauvois (1967~) 2010-12-01 舞台・映画 0 武装勢力を前に異国で苦渋の決断を迫られるフランス人修道士たち。映画『Des hommes et des dieux』は、カンヌ映画祭グランプリ受賞作とはいえ、テーマも重く演出も禁欲的。だから観客数300万人越えは想定外の事件だ。ここで監督のグザヴィエ・ボーヴォワについておさらい [...]