ティナ・モドッティ写真展「革命を見る目」 2024-03-18 展覧会 0 ティナ・モドッティ(1896-1942)は16歳で故郷イタリアから米国に移住し、カリフォルニアで芸術家たちと交流し、メキシコで写真家となった。政治活動と恋に没頭した波乱万丈の生涯に目が行きがちだが、「ジュ・ド・ポーム」の展覧会では、私生活よりも写真家としての目線と力量に重点を置 [...]
【シネマ】新作「Averroès et Rosa Parks」公開とシネマテークでの特集:ニコラ・フィリベール監督。 2024-03-17 パリで遊ぶ舞台・映画 0 昨年のベルリン映画祭金熊賞は、ダークホースの『Sur l’Adamant アダマン号に乗って』!フランスのドキュメンタリーの巨匠ニコラ・フィリベールが、セーヌに浮かぶ船上のデイケア施設を描いた作品だった。当初より精神医学と患者の世界を描く三部作になると発表されてい [...]
「カフェ・レース」に改名し「ギャルソン競走」が復活! 2024-03-15 イベント 0 Course des Cafés パリ五輪の前に、これまた注目の競走が開催される。かつて「ギャルソン競争」といわれたレースが「カフェ競走」と改名されて復活するのだ。1914年に始まった当時は男の晴れ舞台だったが、今日では性別に関係なく参加できるのだから改名も当然だろう(「c [...]
【コンサート】聴き逃したら悔いの残るピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーの演奏。 2024-03-11 コンサート 0パリ8区 Benjamin Grosvenor 3月17日 11h(自由席) 英国生まれで今年31歳のピアニスト、ベンジャミン・グローヴナー。なにはともあれ、このショパンのバラード第1番をまず聴いてほしい*。どこまでも内省的で繊細で、これ見よがしというよりは謙虚な音楽性の中に、 [...]
福島原発事故13周年 〜 レピュブリック広場で集会 2024-03-09 イベント情報パリで遊ぶ 0 福島原発事故13周年追悼集会 福島の原発事故から今年は13周年。集会が3月10日(日)に行われます。 事故から13年が経過し、事故は収束していないにもかかわらず、日本では原発再推進が掲げられています。今年の元日に起きた能登半島地震で震度5が観測された志賀原発は幸い定期検 [...]
「時代を彫る」ー シャナ・オルロフ彫刻展。 2024-03-09 展覧会パリで遊ぶ 0 Chana Orloff – Sculpter l’époque 生前は高く評価されていたが、死後かえりみられなくなった女性造形作家が再評価され始めた動きの中に、シャナ・オルロフ(1888-1968)もいる。1920−40年代、美術評論には彼女の名前が頻繁に出てい [...]
【中絶の権利】世界女性の日に新法公布セレモニー。初めて一般も見学可。 2024-03-07 イベント情報パリで遊ぶ 0 妊娠中絶の権利を憲法に明記することが3月4日、両院合同会議で決められた。あたらしい法律は「2024年3月8日の憲法的法律」と名付けられ、3月8日にマクロン大統領が法務大臣とともに執り行う儀式 Cérémonie de scellement(蠟印の儀)をもって公布となる。 3月 [...]
【cinéma】「La salle des profs (ありふれた教室)」〜 不寛容さが連鎖する息苦しさ 2024-03-06 舞台・映画 0 舞台はドイツの中学校。校内では盗みが発生している。「寛容ゼロ」を掲げる学校側は、生徒に盗みの自白や密告を促す。一方、新任教師のカーラは、「無理に答えなくても良い」と、生徒を庇う優しさも見せる。相変わらず盗みが続き、保護者まで巻き込むなか、カーラは犯人探しを始めた。パソコンに隠し [...]
パリ市庁舎前で女性連帯と平和の集会。ヤエル・ナイム出演のコンサートも。 2024-03-05 イベント情報パリで遊ぶ 0 世界女性デーの3月8日、パリ市庁舎前の広場でコンサート。 「平和のための女性闘士 Les Guerrières de la Paix」は、〈平和と公平のための集会〉を3月8日に行う。「平和のための女性闘士」は、文化も宗教も様々な女性で構成されるグループ。紛争のなかでも宗教や [...]
第一日曜日、入場無料のミュージアム。 2024-03-02 パリで遊ぶ展覧会 0 毎月、第一日曜日、パリでは美術館・博物館が入場無料。常設展が、美術館・博物館によっては特別展も無料で見学できます。 最近は、予約が必要な美術館もあり、そのページを見るともう満員だったりする場合もあります。 ポンピドー・センター Centre George Pompidou 予約お [...]