ユダヤ人迫害の歴史を伝えるボビニー駅がメモリアルに。 2023-09-17 展覧会 0 Ancienne gare de Déportation de Bobigny パリ北東の郊外ボビニーにある、第二次世界大戦中にユダヤ人を強制収容所に送るために使われた駅がメモリアルとして公開された。フランスでは対独協力政府のもと、1942年から44年までの間、約7万5千人 [...]
【展覧会】”Figurations. Un autre art d’aujourd’hui “具象画が再認識される時。 2023-09-11 展覧会 0 “Figurations. Un autre art d’aujourd’hui” 「具象画は抽象画の影に隠れてしまったかのように見えるが、再認識され始めている」と、美術誌「コネサンス・デ・ザール」の編集ディレクターで美術評論家のギイ・ボワイエは言う。彼 [...]
移民史博物館、展示内容が大幅に変わって再オープン。 2023-08-24 展覧会 0日曜営業パリ12区 パリ12区のポルト・ドレ宮にある移民史博物館が3年を費やした工事を経て常設展会場を改変し、6月半ばに再オープンしたと聞いて、行ってみた。 ポルト・ドレ宮は、当時の植民地帝国フランスの威厳を誇示する1931年の国際植民地博覧会(940号参照)のために建設された。アルベール・ラプ [...]
ル・コルビュジエ「サヴォア邸」でペトロヴィッチ展 “Habiter la Villa”。 2023-08-21 展覧会パリで遊ぶ 0 ル・コルビュジエと、彼のいとこピエール・ジャンヌレが設計した 「サヴォア邸」。この20世紀建築の傑作とされる邸内で、フランソワーズ・ペトロヴィッチ(1964-)の絵画・彫刻展が開催中だ。 ペトロヴィッチは、この年頭には国立図書館、現在開催中のロマン派美術館での展覧会、オービュ [...]
【expo】アングル |芸術家と(彼を庇護した)王子たち 2023-08-17 展覧会 0 Ingres, l’artiste et ses princes 19世紀フランス新古典主義の巨匠、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル(1780-1867)の成功の裏には、オルレアン公爵家の王子たちの支援があった。それをコンデ美術館所蔵の作品を中心に見せる趣旨なのだが、ア [...]
【彫刻】ルネ・イシェ(1897-1954) : 闘う芸術 2023-08-15 展覧会パリで遊ぶ 0リール René Iché (1897-1954): l’art en lutte 第一次世界大戦が終わって人々が自由を取り戻し「狂乱の時代」と呼ばれた1920年代。パリでは芸術家たちが人々の注目を浴びるスターとなっていた。モンパルナスでは藤田嗣治、ヴァン・ドンゲン、モディリアニなど「 [...]
(会期延長)世界10都市巡回『ラムセスとファラオの黄金』展、ラ・ヴィレットで。 2023-08-14 展覧会 0 Ramsès & l’Or des Phararons 昨年は、エジプト学の始祖、シャンポリオンのヒエログリフ解読200周年を記念し、フランスでエジプト展が続いたが、本展はエジプト政府の後援のもとで世界10都市を巡回する、全く別の展覧会だ。 会場が美術館で [...]
【expo】ヴァンセンヌ城の礼拝堂に「生命の木」 2023-08-07 展覧会パリで遊ぶ 0 Arbre de Vie – Joana Vasconselos ヴァンセンヌ城のゴシック式礼拝堂「サント・シャペル」の真ん中に、パリ生まれのポルトガル人アーティスト、ジョアナ・ヴァスコンセロス(1971-)が高さ13メートルの巨大な「生命の木」を設置した。パッチ [...]
【Design】フィリップ・スタルク展。パリからパリへ、スタルクと空想科学の運河を航海する。 2023-08-04 展覧会 0 PHILIPPE STARCK – Paris est pataphysique パリ生まれ、パリ育ちのデザイナー、フィリップ・スタルクの50年のキャリアを通して見たパリを紹介する展覧会が、現在カルナヴァレ美術館で開催されている。 パリの観光名所のひとつ、グレヴァ [...]
【展覧会】「愛する。壊す。」ー フランソワーズ・ペトロヴィッチ 2023-07-30 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0パリ9区 今年は国立図書館ミッテランでも個展を開き、子どもの内的世界のうつろいを捉えた作品が評判だったペトロヴィッチ(1964-)。その彼女が、ロマン主義美術館から注文を受けて制作した新作を展示している。 会場は、ロマン主義の画家、アリー・シェフェール(1795-1858)の邸宅とその [...]