【美術展】ミリアム・カーン「連続する私の思考」展。 2023-04-30 アート展覧会パリで遊ぶ芸術 0 Miriam Cahn “Ma pensée sérielle” 「小児性愛」のレッテルを貼り、作品撤去求める署名運動。 2023年2月17日からパリの現代美術館「パレ・ド・トーキョー」で開催中のスイス人アーティスト、ミリアム・カー [...]
「マティス。カイエ・ダール、1930年代の転換期。」展 2023-03-16 アート芸術 0パリ1区 Matisse. Cahier d’art ー Le tournant des années 1930 大晦日に生まれたアンリ・マティス(1869-1954)は、1930年、60歳だった。生まれた年と同じ干支に戻るので、日本では還暦を「第二の人生の始まり」として祝う。マティスは [...]
写真家アーウィン・ブルーメンフェルドにも苦難の時代があった。 2023-02-21 アートフランスの文化 0 Les Tribulations d’Erwin Blumenfeld, 1930-50 モード写真で知られるアーウィン・ブルーメンフェルド(1897-1969)だが、プロとして写真を撮り始めたきっかけは、オランダ在住時代に自分の革製品の店の経営が傾き、店の奥で客の肖 [...]
ココシュカの、芸術家、人間としての成長を見せる展覧会。 2023-02-02 アート芸術 0パリ16区 Oskar Kokoschka Un fauve à Vienneオスカー・ココシュカ ー ウィーンの野獣 タイトルを見れば、ココシュカ(1886−1980)がフォーヴィズムの画家という印象を受けるが、ココシュカはどの流派にも属さない〈我が道を行く〉画家だった。展覧会は、ウィ [...]
フュースリー 夢と幻想の間で。 2022-11-25 アート展覧会芸術 0パリ8区 Füssli – Entre rêve et fantastique ヨハン・ハインリヒ・フュースリー(1741-1825)は、光と影の対比と人物の動きで劇的な効果を出すのがうまい。本展では、「夢魔」、「マクベス夫人」といった有名な油彩に加えて、繊細な水彩もあり、フ [...]
テーマは植物。宝飾品、アートと科学が交差する「Végétal」展。 2022-08-13 アート展覧会パリで遊ぶ 0 「植物 – 美の学校 / Végétal – Ecole de Beauté 」 ボザール(国立高等美術学校)で「植物 – 美の学校 / Végétal – Ecole de Beauté 」展が好評開催中だ。高級宝飾ブランド「シ [...]
イェスパー・クリスチャンセン「時間と絵とノタ・ベーネ(注意書き)」 2022-07-15 アート 0 Jesper Christiansen Temps, peintures et nota bene 物価上昇が止まらない今日、無料で入れる美術館があるのはありがたい。その一つが、シャンゼリゼにあるデンマーク文化センターMaison du Danemarkの現代美術館 [...]
画家たちの息遣いが伝わるバルビゾンへ 2022-03-28 アート芸術パリから行ける街 0 バルビゾンは、美術の教科書でミレー(1814 – 1875)の「晩鐘」に触れた人にとって、一度は行ってみたい場所ではないだろうか。フォンテーヌブローの森の端のほう、19世紀「バルビゾン派」の画家たち集った村だ。 直行の公共交通機関がなく、パリから電車とタクシーを乗り [...]
知られざるデュフィに出会う、「デュフィとパリ」展。 2021-08-09 アート芸術 0日曜営業パリ18区 デュフィ展はさんざん見てきた、と思っている人も、モンマルトル美術館の本展で「こんなデュフィは見たことがない」と感じるのではないだろうか。実は(羽)もその一人。故郷ノルマンディーの海辺の町を描いた風景画で知られているが、ここにはパリを扱った作品しかない。 ラウル・デュフィ(187 [...]
ゴッホ遺作「木の根」場所断定の写真。 2021-07-29 アートパリから行ける街 0散策 昨年、画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853年3月30日 – 1890年7月29日)が自殺をはかる数時間前に描いた「木の根と幹」の場所が確定されたことが話題になった。ゴッホ・インスティチュートの研究者ヴァウター・ヴァン・デア・ベーンさんがロックダウン中に、「木の根 [...]