ボロレグループvsバスタマグ訴訟 2016-04-10 抵抗する人 0連載コラム 環境ジャーナリスト、ドミニク・マルタン=フェラーリさん(写真)は、気に入った記事を投稿できるソーシャルネットワーク「Scoop it」に紹介した記事のせいで、ヴァンサン・ボロレ率いる複合企業 「ボロレグループ」から名誉棄損罪で訴えられた。訴えられたのは、記事を書いたウェブマガジ [...]
ローザ・パークスの遺志を受け継いで。 2016-02-10 抵抗する人 0連載コラム Rosa Parks fait le mur ローザ・パークス (1913-2005)は、アフリカ系アメリカ人が白人と同じ権利を求めて闘ったアメリカの公民権運動に大きな役割を果たした女性だ。白人と非白人を隔離した人種分離法が南部諸州に存在していた1955年、アラバマの州都モンゴメ [...]
兵役拒否で、フランスに亡命。 2015-11-10 抵抗する人 0連載コラム 去る9月末のこと、パリで一人の韓国人青年が、日本の安保関連法に反対するための集会を呼びかけた。その青年イ・イェダさんは、2012年7月に徴兵を拒否するため韓国からフランスへと亡命し、翌年の6月に難民申請が認可された。韓国の徴兵制には良心的懲役拒否も代替服務制度も無い。拒否すれば1 [...]
非核を訴え続ける核物理学者。 2015-09-08 抵抗する人 0連載コラム フランスで40年以上綿綿と続けられている非核運動。 10年前から毎月、フランス国防省の門前で抗議する人たちがいる。朝、昼と夕方、10人ほどが〈核兵器廃絶〉の横断幕を掲げる。 「99%の役人が無視しようと目線をそらし«イランに言え»«ロシアで抗 [...]
投獄されるのも運動の一部 ジョゼ・ボヴェさん。 2015-07-08 抵抗する人 0連載コラム légalité (レガリテ)とlégitimité (レジティミテ)という言葉がある。前者は「合法であること」、後者は、社会運動の中では「(たとえ法律に反していても)倫理や正義に照らし合わせて正当であること」を意味する。 [...]
法律で種は絶やせない。 2015-05-05 抵抗する人 0連載コラム Désobéissance – 反抗する人 クラントン、イザベル、ジャケ、ノア、オテロ、エルブモン。フランスと欧州で酒の販売が禁じられているブドウの品種だ。先月、南仏でこれら禁止品種ワインの競売が行われた。法律違反で注目を集め、ことの正当性 [...]