トルコ風に子羊肉とナスを煮込んでみよう。 2003-06-01 肉料理 0 Agneau aux aubergines 6月は、子羊が乳離れしたころで、その肉はまだあっさりと繊細な風味で、食べごろ。今回はボクらが気に入っているトルコレストランのお得意料理です。 子羊肉は、肩肉でもモモ肉でもいいから、好きなところを1キロ、小さめの角切りにする。これをココッ [...]
イカのサラダは、スペイン風の味付けで。 2003-05-15 魚料理 0 Salade de calmars au safran パリは小イカがキロ5euros前後と安いので、うれしくなってしまう。薄褐色の皮がきちんとついていて、胴に張りがある新鮮なものを選びたい。刺身やテンプラにしたり、バスク風に米や生ハムを詰めてじっくり煮込んだり、パエリャに入れる [...]
茸入りクリームソースがとってもおいしい! 2003-05-01 野菜料理 0 Escalope de dinde à la normande 子牛のやわらかい肉を薄く切ってソテーし、クリームソースを添えたノルマンディー風は、とてもうまいが、欠点は子牛の肉が高いこと。そこで、わが家では予算が苦しいときは、七面鳥の胸肉filet de dindeを薄く切って代 [...]
モロッコの代表的な料理タジンを作ってみよう。 2003-04-15 肉料理 0 Tagine d’agneau aux pruneaux モロッコ産の円錐形の土鍋、そしてこの土鍋を使った料理はタジンと呼ばれる。少量の液体で蒸し煮状態で調理される野菜や肉の、それぞれの持ち味が生かされたおいしさは、ちょっと類がない。鍋だってアラブ食料品店で買えば、そ [...]
タラのソテーに緑あざやかなホウレンソウ。 2003-04-01 魚料理 0 Lieu saute aux epinards 魚屋には大きなタラ科の魚が丸ごと何種類か、切り身用に並んでいる。その中でもキロ6ユーロ前後と格安なのが〈lieu noir〉。これを厚めに切ってもらって4切れ買ってくる。 この切り身を、レモン1個の搾り汁、オリーブ油大さじ4杯、おろ [...]
タルタルステーキは薬味が決め手だ。 2003-03-15 肉料理 0 Steak tartare 「生肉なんて!」とタルタルステーキを敬遠する日本人がいる。ところが、肉好きなフランス人たちは、この一品がメニューに載っていると目を輝かせてしまう。ほとんど手のかからない料理だけれど、決め手は肉の新鮮さ。それに付け合わせる薬味たちにも気を配りたい。 [...]
骨の髄までしゃぶりたいうまさ。 2003-03-01 肉料理 0 Osso bucco 先日は、娘の16歳の誕生日だったので、肉が大好きな彼女のために、ちょっとぜいたくをしてオッソ・ブッコ。肉屋に行くと、”osso bucco” と表示された、子牛のスネ肉を骨付きのまま輪切りにしたものが売られているから、大きさや厚さにも [...]
ふーふーいいながらみんなで味わうフォンデュ。 2003-02-15 野菜料理チーズを選ぶ 0 Fondue comtoise 冬は、みんなでテーブルを囲んでふーふーいいながら鍋料理、というのが一番だが、フランスではそれに該当する料理はほとんどなく、例外はフォンデュくらい。フォンデュといえば、サヴォワ地方のチーズ、ボフォールなどをおろしたものに白ワインを加えて火にかけ、とろ [...]
秋にたくさんとれたクルミを使ってケーキ。 2003-02-01 デザート 0 Gateau aux noix 晩秋になると、運がいいことに、隣家のクルミの木からわが家の庭にクルミがたくさん落ちて、5、6キロは収穫できる。これを風通しのよいところで乾燥させてから、友人のジャン=クロードにおすそ分けしたところ、翌々日、彼はそのクルミを使ったケーキを作って持って [...]
ゾウの調理法をA・デュマに教わった。 2003-01-15 肉料理 0 Pied d’éléphante au braise 前回、このページでアレクサンドル・デュマの『Mon Dictionnaire de cuisine』を紹介し、ゾウ料理の出だしを引用したら、読者の方からさっそく「どんな風にできあがるのか興味しんしん。次回のレシピ欄 [...]