パイナップルとココナッツミルクのパンナコッタで、気分は南の島。 2020-07-22 デザート 0 Panna cotta au parfum des îles 冷蔵庫で冷やしておけるパンナコッタは、暑くなってくると、誰にでも受けるデザートだし手間もかからないこともあって、作る回数が増えてくる。イチゴのパンナコッタのレシピ(770号)を紹介したことがあったけれど、今回は南の島 [...]
プロヴァンス風に夏野菜をオーブンで焼いてみよう。 2020-07-01 野菜料理 0南仏 Tian à la provençale プロヴァンス地方の太陽を浴びて育った、トマト、クルジェット、ナス、ピーマンを煮込んだ料理がラタトゥイユなら、オーブンで焼くとティアン。南仏ならではのタイムやニンニクの香りがうれしい。ティアンには本来ピーマンが入らないと言う人もいるが、赤 [...]
子羊のもも肉のグリル 2020-06-25 肉料理 0 日本で羊肉料理というとジンギスカン鍋。専門店に出かけると、羊肉の臭さを消すためにと、さまざまに趣向を凝らしたタレに漬けたあとに焼き上げて味わうことになる。これでは、フランス産子羊の繊細な風味がかわいそう。できるだけシンプルにグリルすることにしよう。最近は肉屋で柔らかなもも肉を輪 [...]
包み焼きで柔らかく焼き上げた鶏の胸肉は、セージの香りが決め手。 2020-06-18 肉料理 0 Poulet à la sauge en papillote イタリアの子牛料理に欠かせない香草がセージsauge。わが家では子牛料理がよく登場することもあって、庭の片隅にセージが植えてある。子牛料理だけでなく、豚肉や鶏肉あるいは魚を使った料理にもよく合う香草だ。そこで、今回は [...]
フランス人に一番人気の魚料理は、シタビラメのムニエル。 2020-06-06 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Sole à la meunière シタビラメsoleはキロ30ユーロ前後という高級魚。魚屋に行ってもついつい避けてしまうけれど、フランス人は日曜日などによく買っている。決まったようにムニエルà la meunièreを作るのだろう。丸ごとバター焼きにするので、大きなフライパ [...]
アスパラガス炒め 2020-05-25 野菜料理 0 ベルヴィルの中華街の老舗「大元Tai Yien」に出かけると、必ず注文するのが、ローストダック、大根餅、そして歯ごたえよく炒められたグリーンアスパラガス。sauté natureとうたってあるだけに、味つけは塩、コショウのみだから、アスパラガスのおいしさが生き生き。今回は「大元」 [...]
ラマダンのごちそう、スパイスの香りがきいたひき肉のブリック。 2020-05-17 肉料理 0 Brick à la viande et au fromage イスラム教徒のラマダン(断食月)は5月24日頃まで続く。日の出から23時過ぎの日没の祈りまで断食というのは大変だと思うけれど、それが終われば、テーブルいっぱいに並んだごちそうを家族や友人たちと囲む楽しい時間が待って [...]
ベルギー人の大好物はワーテルゾーイ、北海の幸入りを作ってみた。 2020-05-04 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Waterzooï de la mer ベルギー、特にゲントの名物料理ワーテルゾーイwaterzooïを作ってみよう。ゲントでは、町を流れる二つの川でとれるウナギなどを使っていたのだが、そのウナギがほとんど獲れなくなり鶏肉が主流に。オステンドなどの北海に面した町では、真ダラや名 [...]
#RestezChezVous 今こそ、料理の腕を磨きたい。その9 2020-04-25 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous 在宅勤務を続けるみなさまお疲れ様です。仕事をしながらの、毎回の料理は大変。そんな時はツナ缶と冷凍ホウレンソウでこんな料理はいかがでしょう?子どもも喜ぶ料理です。 tarte au thon 晩ごはんは何にしようかなと、冷蔵庫を開けてみたけれど、大したものが入ってない。けれど、 [...]
豚の肩ロースと今が旬の新ニンジンを煮込んでみた。 2020-04-19 野菜料理肉料理 0 Sauté de porc aux carottes nouvelles 3月15日号で、牛肉の中でも一番安いあばら肉を使ったレシピを書いたけれど、ほかにも安上がりな肉料理はないかしら、という読者のために、キロ10€前後の豚肉の肩ロースéchineとニンジンの煮込みを紹介したい [...]