Sculpture musicale 2005-11-15 イベント・文化情報 0 彫刻家の田中江里さんの〈音を奏でる彫刻〉と題したコンサート。石の彫刻をマリンバのように演奏する。インドネシアのガムラン、アフリカのバラフォンの軽やかな音色、山間に響く祭り囃子、海底から浮き上がってくる泡の音…安らぎを感じる。聞く人の心持ち次第で、いろいろな世界が広 [...]
テツラフ弦楽四重奏団 2005-11-01 イベント・文化情報 0 現代を代表するバイオリニストの一人、クリスチャン・テツラフは、親しい人たちと室内楽を演奏するのが何よりの楽しみで、妹のタニアらとテツラフ弦楽四重奏団を結成している。今回のパリ公演も曲目の選び方がいかにもテツラフらしい。シベリウスの弦楽四重奏曲4番とシェーンベルクの弦楽四重奏曲1 [...]
Sur un air de tango 2005-11-01 イベント・文化情報 0 舞台はたぶんブルターニュだろう。波打ち寄せる海辺の町でレストランを経営する男がいる。後片付けに忙しい男を深夜訪ねる老人がひとり、会話で男の父親だとわかる。幼子のようにわがままを通す父親をなだめながら、男の夜は更けていく。妻子が経済的に困らないように、と男は仕事、また仕事に明け暮 [...]
Festival Bertin poiree 2005-10-15 イベント・文化情報 0 今年で5回目を迎える舞踊と音楽のフェスティバル。1カ月半の間、20回以上のダンスとコンサート、そして展覧会が常時催される。フランスに滞在する日本人による舞踏、そして日本からの舞踏団による新作発表。照明、衣装、演出などすべて日仏スタッフの共同作業だ。 フェスティバルの後半11月 [...]
能・狂言 2005-10-15 イベント・文化情報 0 松浦眞人とジェローム・ヴァキエという日仏二人の役者による能・狂言の公演に出かけたい。能の演目は世阿弥の名作『羽衣』。羽衣を返してもらって天に帰ることができることになった天女のお礼の舞が見どころだ。狂言は『隠狸(かくしだぬき)』と、ウード・ラブリュスの戯曲をアレンジした『Mons [...]
ラインの黄金、ワルキューレ… 2005-10-01 イベント・文化情報 0 ワーグナーの楽劇四部作『ニーベルングの指環』が、10月から来年の2月にかけてシャトレ劇場で上演される。パリ管弦楽団をクリストフ・エッシェンバッハが指揮し、演出はロバート・ウィルソン。10月、11月は『ラインの黄金』と『ワルキューレ』で、ヴォータンにユッカ・ラジライネン、ジークム [...]
Creanciers 2005-10-01 イベント・文化情報 0 1週間前に出会ったばかりというのに「親友」と呼び合う医者と彫刻家が、彫刻家のアトリエで話をしている。新婚の彫刻家は妻を自慢し、妻と自分の関係を医者に語る。その話を聞きながら、医者が時々さしはさむ忠告は、彫刻家の心理分析に及び、彫刻家の心を乱していく。この医者はいったい誰なのか? [...]
ラ・ロワンテーヌ室内楽祭 2005-09-15 イベント・文化情報 0 フォンテーヌブローの南に位置するラ・ロワンテーヌ館で室内楽フェスティバル。世界各地で活躍している音楽家が集まり、モーツァルト、ブラームス、シューマンなどを中心にしたプログラムの演奏会が週末に行われる。 カナダ、リトアニア、スペイン、イギリスなど、所属オーケストラや背景の異なる [...]
Made in Germany 2005-09-01 イベント・文化情報 0 ドイツの代表的食材「酢漬けキャベツ」+ロックの造語「クラウト・ロック」は、1968年頃からドイツに出現した実験的ロックバンド群のことで、英国のメディアが70年代に初めて使った表現だ。クラウト初期のアモン・デュールの「Mama Duul und ihre Sauerkrautba [...]
DANCE : ドイツ、記憶の染み込んだ森の中で。 2005-09-01 イベント・文化情報 0 ドイツにおいての森、それは日本の風土にたとえていえばむしろ樹海なのだ、ともいわれる。何処までも生い茂る樹々が立ちふさがる、鬱蒼とした森。そういう土壌と、戦後のドイツの、その過去が無言に支配する空気の中、そこの土地に育った芸術家たちの、自身を客観的に見つめる冷徹なまでの視点は、直 [...]