最近フランスで目にする広告やコマーシャル 2004-03-01 読者からの手紙 0 最近フランスで目にする広告やコマーシャルでハーフも含め東洋人の起用がよく目につきます。いままでルックスではインパクトの弱い東洋人が、企業のセールス向上のために広告を飾るということはごくわずかでした。いまだにショービジネスやモード界では圧倒的に白人、でなければスタイル抜群の黒人が活 [...]
十数年ぶりに暮れと正月を 2004-02-15 読者からの手紙 0 十数年ぶりに暮れと正月を日本で過ごしました。小田原から仕事で東京に出かけることも多く、新幹線の終電車で帰宅した時に、以前はほとんど埋まっていた座席も、暮れだというのに点々と空いているのには驚いてしまった。会社帰りに一杯飲んだ酔っ払い風の人もあまり見かけない。マンガや雑誌を読む人も [...]
パリで迎える初めての冬 2004-02-01 読者からの手紙 0 パリで迎える初めての冬、暗いうちから目覚まし時計に起こされることにも慣れた。パリにいるからには朝食は焼きたてのパンを食べたいと、家族を寝かせたまま、私はコートを羽織り、アパートの廊下の明かりをつけ階段を降りる。 一歩外に出ると、一日の活動はすでに始まっている。歩道を足早に仕事に向 [...]
パリの冬を乗り越える 2004-01-15 読者からの手紙 0 パリの冬を乗り越えるための大切な武器、それはコートだ。それさえ羽織ればわが身は寒気から守られる、そんな安心感を保証してくれるコートは冬の必需品だ。 フランスでは寒さに対し体を鍛えるという観念が薄い気がする。秋口でも寒ければ、みんな直ちにコートやダウンジャケットを身にまとう。十月か [...]
フランス語でいうコンフューシュス 2003-11-15 読者からの手紙 0 フランス語でいうコンフューシュスは孔子のこと。今、パリのギメ美術館で孔子展(2月29日迄)が開かれているけど、なんとなく東洋人の私が今さら(といっても高校で孔子と孟子の違いもあまり勉強しなかった)とちゅうちょしていた。でもフランス人にどのように儒教の元祖を紹介するのか興味があった [...]
昨秋渡仏し、パリの冬に 2003-11-01 読者からの手紙 0 昨秋渡仏し、パリの冬にすっかりやられてしまいました。つまり、あの暗い、どんよりとして寒くて灰色の冬に、気持ちはどどーんと落ち込み、半ばウツのような状態に陥ってしまいました。 春の到来とともにようやく立ち直ったものの、また冬が来るのか、そしてあのくらーい、どどーんの季節にやられてし [...]
映画の都、パリ 2003-10-01 読者からの手紙 0 映画の都、パリ。私はパリへ来て何百本映画を見ただろう。フランス、イタリアの名画。昔のハリウッドもの。ロシア、アフリカ、アジア、南米の映画。日本のクロサワ、オズに親しんだのもパリでである。 日本に比べたらパリは断然入場料が安い。最近はパスを購入すれば無制限に映画が見られる。それに、 [...]
陸上世界選手権をテレビ観戦 2003-09-15 読者からの手紙 0 陸上世界選手権をテレビ観戦していた時のこと。表彰台に上がるフランス代表選手たちの多くが、その肌の色からして明らかに伝統的フランス人でないのを見て、「旧植民地から選手を集めれば勝つのは当たり前さ」と、日本から遊びに来ていた友人は語った。 たしかに彼らは旧来の意味でのフランス人ではな [...]
静かなパリの夜、黄金の光の輝く街 2003-07-15 読者からの手紙 0 静かなパリの夜、黄金の光の輝く街にネオン化が始まっています。中国人の友人に「中国の田舎町みたいになりますよ」と言われてびっくり。そういえば、あちこちに紫青黄のネオンの棒が見あたります。 驚くのは花屋さん。以前はウインドウの花々の美しさに足を止めたものですが、今はネオンのために店内 [...]
私は60歳、姉は66歳、友人は59歳 2003-07-01 読者からの手紙 0 私は60歳、姉は66歳、友人は59歳。この三人で一週間のパリ観光を決行しました。なにしろ日本の外に出るのは初めて。ドイツのデュッセルドルフにも友人がいるのでそこで3日滞在し、列車でパリは北駅に到着。三人とも日本語以外、ローマ字を使った言葉には耳も眼も口も役立たずの旅人です。 パリ [...]