【cinéma】謎めく絵画盗難の実話からインスパイアされた『Le Tableau volé』。 2024-04-30 舞台・映画 0 2000年代初頭、仏東部ミュールーズ郊外の労働者宅から、突然エゴン・シーレの絵画が姿を現し、アート界をどよめかせた。洗練されたミステリーやサスペンスで定評のあるパスカル・ボニゼール監督9作目の新作は、そんな謎めく実話からインスパイアされている。 パリの競売吏アンドレ(アレック [...]
【cinéma】竹林亮監督『MONDAYS また月曜日がやってくる』フランスで公開。 2024-04-29 [PR]パリで遊ぶ舞台・映画 0 『14歳の栞』につづく、竹林亮監督の劇場映画の第二作目『MONDAYS また月曜日がやってくる』が、5月8日、フランスで公開されます。新進気鋭の若手女優・円井わんが主人公、カギとなる登場人物の部長をマキタスポーツが演じ、脚本を夏生さえりが担当したコメディー映画。 あらすじ : 小 [...]
フランスで再発見の波!田中絹代の出演・監督作品を今、見直す。 2024-04-09 パリで遊ぶ舞台・映画 0sotir_top 女優で映画監督、田中絹代。 田中絹代(1909 – 1977)といえば、まず日本映画の黄金時代を代表する大女優として知られる存在だろう。スコセッシやダルデンヌ兄弟が推薦する溝口健二の『山椒大夫』、アキ・カウリスマキが推薦する『赤ひげ』などが、すでに LaCinete [...]
【cinéma】観客に自由の意味を問いかける 『Los delincuentes』。 2024-03-29 舞台・映画 0 モランはブエノスアイレスの下っ端銀行員。ある時、大金を着服することに。魔が差して、ではない。入念に考えられた立派な作戦だ。欲しいのは25年分の給料。死ぬまで働かずにいられる分さえあればいい。盗んだ金を同僚に押し付け、男はすぐに自首。数年刑に服したら、金を取り戻す魂胆だ。 監督 [...]
【シネマ】新作「Averroès et Rosa Parks」公開とシネマテークでの特集:ニコラ・フィリベール監督。 2024-03-17 パリで遊ぶ舞台・映画 0 昨年のベルリン映画祭金熊賞は、ダークホースの『Sur l’Adamant アダマン号に乗って』!フランスのドキュメンタリーの巨匠ニコラ・フィリベールが、セーヌに浮かぶ船上のデイケア施設を描いた作品だった。当初より精神医学と患者の世界を描く三部作になると発表されてい [...]
【cinéma】「La salle des profs (ありふれた教室)」〜 不寛容さが連鎖する息苦しさ 2024-03-06 舞台・映画 0 舞台はドイツの中学校。校内では盗みが発生している。「寛容ゼロ」を掲げる学校側は、生徒に盗みの自白や密告を促す。一方、新任教師のカーラは、「無理に答えなくても良い」と、生徒を庇う優しさも見せる。相変わらず盗みが続き、保護者まで巻き込むなか、カーラは犯人探しを始めた。パソコンに隠し [...]
【cinéma】話題の漫画とミュージシャンの演奏が注目!「Blue Giant」フランス公開。 2024-02-29 [PR]パリで遊ぶ舞台・映画 0 昨年2月に日本で公開され、興業10億円突破のヒット作となった「BLUE GIANT」が3月6日、フランス公開になります。 「ビッグコミック」(小学館)で連載された石塚真一の漫画『BLUE GIANT』は、世界一のジャズプレーヤーを目指す主人公が友人とバンドを組み、ジャズ界に挑 [...]
「Regards Satellites」サン・ドニ市の名物映画祭。 2024-02-28 パリで遊ぶ舞台・映画 0 Festival Regards Satellites 2024 2/27(火)~3/11(月) 今年はラテン・アメリカと日本の映画が充実 フランス歴代の王と王妃が眠るサン・ドニ大聖堂のすぐ近く。パリ郊外サン・ドニ市の映画館「レクラン L’ECRAN」で開催される名物映画祭が今 [...]
「農家なくして文化は何の役にも立たない」第49回セザール賞授賞式。 2024-02-24 ニュース舞台・映画フランスを知る 0 パリのオランピア劇場で開催されたフランス映画の祭典・第49回セザール賞授賞式。今年はトマ・カイエの『Le Règne Animal』とジュスティーヌ・トリエの『落下の解剖学』が、それぞれ12と11部門でノミネート。この一騎打ちの結果は『落下の解剖学』に軍配が上がった。作品賞、監 [...]
【Théâtre】『La Mouche 蠅』コメディー・フランセーズの俳優Cエックが蝿を名演。 2024-02-10 舞台・映画 0日曜営業パリ10区 舞台は60年代のフランスの小さな村。主人公のロベールは(クリスチャン・エック)、家のガレージで「物質電送」の実験を続けている。50歳を越しているが母親とのふたり暮らし。少しずつ実験に成功し、ロベール自身が物質電送するときに電送マシーンにハエが入ってしまい…̷ [...]