2019年1月28日(月)まで
『Caravage à Rome, amis & ennemis ローマのカラヴァッジョ(1571 – 1610) 〜 友と敵』展。1590年代終わり、ミラノの近くの小さな村カラヴァッジョからローマに出てきたミケランジェロ・メリージ(カラヴァッジョ本名)がローマ滞在時代に制作した10点と、同時代のローマの画家の作品を展示。近年の研究によって明らかになった、カラヴァッジョと当時の収集家や詩人、知識人たちとの交流も紹介されている。ライバルだった画家とカラヴァッジョの比較が面白い。
『ホロフェルネスの首を斬るユディット』は首を刀で切っているを描いたショッキングな作品だが、旧約聖書の「ユディット記」の一場面を描いたもの。ローマ滞在初期の名作といわれる『リュートを弾く若者』が、2年間の修復を経てサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館から貸し出されている。展示最後の部屋では、カラヴァッジョのローマ滞在末期に描かれた代表作、ブレラ美術館所蔵の『エマウス(エマオ)の晩餐』(1606年)を観ることができる。
毎日10h〜18h、月曜20h30まで。
1月12-13日、19-20日、26-27日は、例外的に20h30まで。
Musée Jacquemart André
Adresse : 158 bd Haussmann, 75008 ParisURL : www.musee-jacquemart-andre.com/
無休