パリ市は、第24回パリ・バゲットコンクールの審査員を募集中。パリ市内のパン職人が出品し、このコンクールで大賞に輝けば、エリゼ宮に1年間パンを納品することになるという、数あるパン・バゲットコンクールの中でも元祖的なもの。審査員になる条件は、パリ在住者で、審査会(2018年4月12日、14時から19時)に参加できる人。
希望者は、4月3日までにネットから応募。4月4日には、応募者のなかから抽選で6人の一般審査員が選ばれる。審査員になると、グラン・パリ・パン職人組合やフランス手工芸会議所の責任者のほか、2004年にフランス国家最優秀職人賞MOFを受賞し、現在エリゼ宮料理長のギヨーム・ゴメツ氏、2017年度にグランプリに輝いたサミ・ブワトゥール氏らと審査にあたることになる。
バゲットの長さは55cm〜65cm、重さは250gから300g、1キロの小麦粉につき18gの塩を含むなどの基準をクリアしなくてはならない。審査基準は、焼け具合、味、皮、香り、見た目の5つとなる。