サケのみそ漬け、関西では白みそを使うようだが、もちろん赤みそでもおいしくできる。
サケは、4人分で切り身を500グラムくらい買ってくる。まず四つに切り分け、両面に軽く塩をしてざるにとり、2時間ほど置いておく。
ボウルにみそ、酒、砂糖をとって混ぜ合わせる。バットに、このみそペーストの半量を敷いて平らにし、以前はガーゼで覆ったものだ。こうすると魚にみその風味はしみていくし、魚がとり出しやすいし、魚の表面にあまりみそが付かないので、焼いているときに焦げにくいからだ。現在はキッチンペーパーという便利なものがある。大きめに切ってペーストの上にのせ、手で軽く押さえるようにする。その上にサケの切り身を重ならないように並べ、それをキッチンペーパーで覆い、残りのみそペーストをぺたぺたとなじませるように置いて、冷蔵庫に入れて漬け込む。漬け加減は好みだけれど、最低1日は待ちたい。
サケをとり出し、軽く表面をぬぐい、網焼きにしたり、オーブンの上火で焼き、おろした大根とショウガを添える。(真)
みそペースト:みそ300グラム、酒大さじ3杯、砂糖大さじ3杯(みその辛さ次第で加減すること)。