昨年10月に、ポルトガル演歌、ファドの女性歌手、ジゼラ・ジョアンのアルバムを紹介し、まだまだファドの伝統に真っすぐつながっている歌手のいる幸せを書いたけれど、このドゥアルテもその一人。柔らかなバリトンでいながら、ファド歌手ならではのこぶしがあって、ぼくらの心を引きつける。それに舞台で映えるいい男! 伴奏のポルトガルギターとクラシックギターの二人も名手だけに、ファドの世界にひたりましょう。
20日17h。19€/14€ (30歳未満)。
Théâtre des Abbesses : 31 rue des Abbesses 18e M°Abbesses
www.theatredelaville-paris.com
前回紹介したフェスティバル、「Sons d’hiver」はLa Javaでのダンスパーティーで幕を閉じる。今回のバンドは、タランテラというナポリなど南イタリアの伝統的なダンス音楽(ナポリの舞曲)を得意とするTélamuré。ギター、アコーデオン、クラリネット、タンブリンなどが掛け合いながら、どこまでも陽気で力強い音楽を奏でてくれる。汗をかきかき踊れば春も近い!21日17h。10€。
La Java : 105 rue du Faubourg du Temple 10e 01.4202.2052
www.la-java.fr