19世紀末英国のヴィクトリア朝時代、唯美主義運動が起き、女性が理想化され、女性のヌードはひとつのジャンルとして確立された。ラファエル前派の芸術家たちが、豪華な室内で憂いの表情でたたずむ美女たちを描いている。古代ブームの時代でもあり、ギリシャ・ローマをテーマにした作品も人気だった。人気作家アルマ=タデマは、ローマ帝国の暴君が花を天井からばらまいて下にいた娼婦を窒息死させた話を描いた。60点と規模は小さいが楽しめる。1/20迄(無休)。
Musée Jacquemart-André :
158 bd Haussmann 8e