Les origines de l’estampe en Europe du Nord (1400-1470) N° 752 2013-11-04 ルーヴルの、15世紀ドイツ版画の小展覧会も面白い。グーテンベルクによる活版印刷発明以前の1400年頃から、ドイツ語圏で木版画が始まった。30年後に銅版画も出てきた。版画という大量生産によって、信仰の対象である聖人やキリストの画像が安価で買えるようになった。巡礼土産のカードやグリーティングカード、遊びのカードもでき、経済効果は大きかった。聖エラスムスの殉教の絵は、ありとあらゆる拷問の場面だが、素朴な図柄がなぜかユーモラス。1/13迄(火休)。 ルーヴル美術館 Share on : Recommandé:おすすめ記事 【VR】建設者たちの秘宝〜エジプトの天才たちの足跡をたどって〜 【シネマ】『L’Agent secret』ブラジル発、本年度最高の一本。 オルレアン美術館開館200周年で「オルレアンの情熱 マルシル家のシャルダン」展 (2015年掲載)ボリス・ヴィアン生誕100年、モンマルトルの住まい再訪。 【展覧会】カンディンスキー、色の音楽。 パリ植物園の、発光生物・鉱物がテーマのイルミネーション。火山やオーロラなども。