
9月20日(土)まで
Grandes Eaux nocturnes
ヴェルサイユ宮殿の庭園〈噴水と花火のスペクタクル〉
毎夏恒例、ヴェルサイユの庭園で行われる噴水と花火のスペクタクル「夜の大噴水」。今年はあと3回を残すのみに(9月6日と、13日。20日は下記参照エレクトロ)。ルイ14世のもとアンドレ・ル・ノートルが造った庭園のなか、バロック音楽のしらべとともに、ライトアップされた噴水を見ながら散歩できます。左右対称を特徴とするフランス式庭園の両脇には生垣があり、そのなかの模様を描いた植え込み(bosquet)にも噴水や彫刻があるので、ほの暗い庭の小径を歩くのはなかなかできない経験です。
☞ 庭の地図(彫刻や噴水もクリックすると見られます)
夜空が真っ暗になる22時45分ころからは、長らく革命記念日の花火などを担当していた「グループF」による花火。ライトアップされた噴水と庭園から見下ろす花火は、圧巻の美しさです。20h30-23h05。33€/29€/0〜3歳まで無料。
9月20日(土)は庭園でエレクトロ+花火 Nocturne Eléctro
9月20日は一年に一度の「夜の大噴水・エレクトロ」。
ヴェルサイユの庭園に電子サウンドが響き、サイケなライトに輝きます。フィナーレは花火。
★ チケット購入はネット、または電話(01 30 83 78 89)または庭園入口のキオスク(下に写真)で17h30から。

Sérénade Royale
セレナーデ・ロワイヤル
窓から西陽がさしこんで、壮麗な鏡の間がいっそう美しく輝く夕暮れどき。そのなかで、17世紀の宮廷の音楽と踊りを楽しむひとときを楽しむ「セレナーデ・ロワイヤル」。踊りは、オペラ・ロワイヤルのバレエ団ダンサー、同オペラ交響楽団のミュージシャン。ほかにも、大階段ホールでのフェンシング、王家の礼拝堂でのバッハとヘンデルの歌を聴いたり、その後、ほの暗くなったアパルトマンを通って「セレナーデ・ロワイヤル」が行われる鏡の間へと向かいます。ヴェルサイユ宮殿のもっとも美しい場所をめぐる優雅は、一生の思い出になりそうです。32€/27€
セレナーデ・ロワイヤルのチケット購入
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★この晩は、城前のパーキング le parking de la Place d’Armes は、20時以降は無料で営業。
ヴェルサイユ宮殿:月休。火〜日の9h-18h30
トリアノン:月休。火〜日の12h-18h30
庭園:毎日 7h-20h30
公園:毎日 7h à 20h30
★あわせてお読みください。
オヴニー 6月号「もうひとつのヴェルサイユ」特集

