リヨンで開催されたパティスリー世界選手権大会で、1月21日(日)、柴田勇作さん、高橋萌さん、鈴鹿成年さんの3人からなる日本代表チームが優勝。50カ国でそれぞれ国内審査が行われ、リヨンでの20日と21日のグラン・フィナルには17カ国が出場した。
同大会の会長ピエール・エルメ氏は「年々レベルが高くなっており、審査の結果も僅差であるものの、大きな感動とともに日本チームに最優秀賞を与えます」とコメント。2位はフランス、3位はイタリアとなった。
各チームは、アイスクリーム、飴細工、チョコレートに特化した3人の菓子職人で構成され、制限時間10時間で、数々の課題を製作する(チョコレートのデザート、乳製品を使ったレストランのデザート、芸術的飴細工、芸術的チョコレートの彫刻作品、アイスクリームのアントルメ、棒つきのアイス、芸術的アイスクリーム彫刻作品)。このうち「芸術的な彫刻作品」(チョコレート、砂糖、アイスクリーム)の3点はテーマがあり、今年は「気候変動」。
同大会は「ホテル・レストランと食の国際見本市 – Sirha」(1月19日~23日)の一環として開催。見本市開催中には、他にもパン選手権、ボキューズ・ドール(料理)などのコンクールも開催される。
次回のパティスリー世界選手権はパリで、2024年1月21日から24日まで行われる予定。