今できることは ?
まずはイル・ド・フランスのIAU(都市整備研究所)の増水シミュレーション地図(写真)を確認。自宅や勤務地、学校などの浸水の危険度がわかる。
http://carto.iau-idf.fr/webapps/cartoviz
もしも本地図で浸水ゾーンにあれば以下を確認。
▶ 住宅保険で浸水がカバーされているか。
▶ 1階や地下室に有害化学物質や水に弱いものがあるか。
▶ 行動をシミュレーション。洪水時に家に残るか、避難するか。電話や公共交通機関が使えない場合の連絡方法、集合場所も考える。
防災グッズ
保存食と水(最低3日分)、衣類、毛布、携帯ラジオ、電池、懐中電灯、簡易食器、洗面用具、医薬品、ロウソク、ライター、マッチ、ナイフ、タオル、トイレットペーパー、筆記用具、携帯電話バッテリーなど。貴重品の場所も確認(身分証明書、キャッシュカード、現金、Carte Vitale など)。
自宅が浸水ゾーンになくても、電気や水が使用できない可能性があるため防災グッズは重要。
情報収集
▶ ラジオFrance Bleu局107.1 Radio de Crise
▶ 政府の増水警戒サイト VIGICRUES
http://www.vigicrues.gouv.fr/
▶ メテオ・フランスの増水警戒サイト
Carte de vigilance Météo-France
http://vigilance.meteofrance.com/
▶ パリ警視庁(Préfecture de Police)のフェイスブックとツイッター
増水がきたら?
洪水の期間中はガスや電気を切り、エレベーターは使用しない。水道水は汚染されている可能性があるので、使用許可の指示が出てから使うこと。
緊急時の電話番号
▶ 112番 ヨーロッパ共通緊急通報用電話
(救急、消防、警察に転送してもらえる緊急無料電話)
▶ 18番 消防署