シェフの工夫がいっぱいのランチを試してみた。

Le Bento

Le Bento

ランチなら17€(タパス風前菜3種+メイン+コーヒー)から試せるし、昼夜ともに36€コースとシェフのおまかせ4品の49€コースがあり、予算に応じた楽しみ方が可能なので、ちょっとした記念日に出かけるのに重宝しそう。店内に本棚があったりと、友人宅に招かれたようなアットホームな雰囲気もいい。

友人を誘ってランチ2種を試してみた。ひとつは前述のタパス風前菜とメインのセット、もうひとつはBentoという、前菜2種とメイン+デザート+コーヒーで25€。料理は日替わりで、いずれもメインは肉か魚を選べる。グラスワイン(7€)は料理に合ったものを選んでくれるので、ちょっと得した気分に。

友人が頼んだタパス風の前菜は、サーモンのセビーチェ、カリフラワーのポタージュ、フェタチーズ入りのナスのキャビアの3種で彩りもきれい。ちょっとずつ色々試せるのは食いしんぼうには嬉しい限りだ。

Bentoのほうはベントーというだけに、前菜とメイン、デザートが一緒に給仕される。前菜は、ジビエのテリーヌとナスのキャビアの2種。テリーヌは温かいトーストの上にしっかり味付けされたテリーヌがのり、満足度も高い。丁寧に調理されたナスのキャビアはなめらかで、フェタチーズの塩味がアクセントとなっておいしかった。メインは子牛肉のロースト。甘辛のソースをからめた子牛肉のおいしさもさることながら、付け合わせの荒くつぶしたジャガイモのピュレがおいしくて舌を巻いた!

特筆すべきは友人のメイン料理、真ダラのローストだ。パエリア状に炊かれた付け合わせの黒米が味わい深く、香ばしく焼かれた真ダラの白身と合わせると、たちまち笑顔がこぼれるような至福の味だった。

ベントーのデザートは、シャーベットとメレンゲを添えた梨のコンポートで特記することはないが、どちらのコーヒーにも、青リンゴのリキュール味のギモーヴが添えられ、細やかな心遣いに感激した。

隣の席では、初老のカップルがシェフのおまかせコースを堪能しているらしく、一品一品ほめちぎっていたので、近いうちに機会を見つけて試したい。(里)

 

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Tintilou

Adresse : 37 bis rue de Montreuil, 75011 Paris
TEL : 01.4372.4232
アクセス : M° Faidherbe-Chaligny / Rue des Boulets
月~金12h-14h30、月~土 19h-22h30、土昼・日休