11区ヴォルテール駅前にある、オーヴェルニュ地方料理の24時間営業ブラッスリー・レストラン。
オーヴェルニュはフランス中南部、クレルモン・フェラン市のある地域で、肥沃な土地にのどかな風景の広がる農業地帯。ご存知ヴォルヴィックの水もこのあたりが産地。オーヴェルニュ料理は、肉、じゃがいも、チーズが特徴の素朴な田舎料理。レンズ豆も有名で、ベーコンと共に煮込んだものが前菜に。お肉の付け合わせとして出てくる、じゃがいもとチーズを練り合わせた「アリゴ」は、つきたての餅のように伸びるのが面白い。
そのアリゴがそえられた、粗挽きソーセージのグリルは16€。500gもあるリブロースステーキは28€。そのほかのメニューも十分なボリューム。お店の雰囲気も気軽で、肩肘張らずに、深夜でも早朝でも、お腹いっぱいになれること間違いなし。AOCチーズが多いオーヴェルニュなので、シメもチーズとワインで。ちなみに、AOCのカンタルやサレールはとても複雑な作り方。簡単(カンタル)に製造される(サレール) ものではございません。(高)
Brasserie Le Rey
Adresse : 130 rue de la Roquette, 75011 Paris , FranceTEL : 01.4379.7726
24時間営業。無休。