12月31日(木)まで
La mer à Paris
採石場、共同墓地として有名なカタコンベは、重要な地質学研究の場でもある。「パリに海」展では、地質時代のルテシア期(4800万年〜4千万年前)、パリが熱帯の海に覆われ、海亀、サメなどが生息していたことを示す化石や地層などにスポットをあてる。地球45億年に比べたら時代の浅い地層だが、地下20m、4500万年の時の旅に出よう。
CatacombesdeParis:1av.du Colonel Henri Rol-Tanguy14e
M°Denfert-Rochereau
月祭日休。10h-20h。8/10€。
1月11日(月)まで
Karel Appel
芸術運動COBRAの一員で、パリで活動したオランダ人、カレル・アペル(1921-2006)のデッサン、水彩など紙の作品を展示。小品でも画家のエネルギーが感じられる。画面に絵具をたたきつけて描いていく制作時のビデオも面白い。火休。11h-21h。14/11€。
CentrePompidou(Niveau4):
Pl.Georges Pompidou 4e.
12月4日(金)〜2月21日(日)
Volez, Voguez, Voyagez
ガリエラ・モード美術館オリヴィエ・サイヤール館長をキュレーターに迎え、ルイ・ヴィトン社設立1854年から今日までの歴史をたどる展覧会。舞台演出家ロバート・カーセンによる展示ディスプレー。入場無料。火休。月木日10h-20h、水金土10-22h。Salon d’Honneur Grand Palais(Square Jean Perrin入口): Av. du Général Eisenhower 8e
2016年3月31日(木)まで
Face à face : Regard sur la dé(re)figuration
第一次世界大戦でフランス兵140万人が死亡、負傷兵430万人を出した。負傷者のうち1万5千人が「Gueules Cassées (顔面負傷兵)」。顔がつぶれても就労可能と見なされ恩給も受けられず、社会から疎外された。負傷兵とともに顎顔面外科手術が誕生し、技術が改善される。負傷と、顔を取り戻す技術両方を見せる展覧会。10年前、世界初の顔面移植手術に成功した、デュヴォーシェル医師が監修した。顔面負傷兵らは33年に国営宝くじ公社の母体を設置し、顔面負傷兵基金は、現在も医学研究の支援活動をしている。無料。
9h30-17h。水休。12/14-1/24休館。
Historial de la Grande Guerre: Château de Péronne 80201 PERONNE
http://www.historial.org