飾り気のなさが本場らしい、中南米の食材がぎっしり!

 古き良きフランスの食材店が軒を並べるマルティール通りのすぐ近くにある色鮮やかなお店。オーナーはコロンビア人だが、Latinaという店名、そしてずらりと並んだラテンアメリカ諸国の国旗が示すように、中南米の食材が所狭しと店内を埋め尽くしている。インテリアになんて気を配らず、店の飾りは食材だと言わんばかりの潔さは気持ち良く、個人的にとても好きな姿勢だ。そして値段も安い。コロンビアのアイスクリーム(2€)は、マンゴーやココナッツの定番以外にLulo、Guanabanaなど聞いたことのないエキゾチックな現地のフルーツのフレーバーもあり、試したところ酸味とミルキーな味のバランスがクセになる。メキシコのJarritos社のジュース類(2€)も、タマリンドやメキシカンコーラなど、好奇心をかき立てられる。ハラペーニョとコリアンダーのトルティーヤチップス(2.9€)も、青唐辛子入りのビール(2.6€)のつまみに最適だ。
 何より喜んだのは、幾つかの店に足を運んだが見つからなかった、メキシコ料理コチニータ・ピビルを作る上で肉をマリネするのに必要なAxioteが、ここでは種子が1.9€、ソースになったものは8.9€で売られていたこと。他にもチポートレやセラーノ、ポブラノを筆頭に乾燥唐辛子やソース類が壁一面に陳列されている。エンパナーダ、ブニュエロと呼ばれる揚げ団子などの軽食類(2~4€)もあり、店内で飲食も可能。客はみな顔なじみの模様で、チョコラーテを飲みながら世間話に花を咲かせ、いい雰囲気が漂っている。(み)


Mercatienda Latina

Adresse : 78 rue de Dunkerque, 75009 paris
TEL : 01.4526.1180
月~木 11h30-20h/金 -21h/土 11h-21h 日休