アメリカ人写真家エメット・ゴーウィン (1941-) の回顧展。長年にわたって家族の肖像を追求した。特に妻のイーディスは彼に霊感を与えるミューズとして頻繁に登場する。1973年以降は、人間の活動の痕跡が残る風景にも力を入れた。ネバダ山脈の核実験跡はSF映画に出てくる別の惑星のようだ。轍(わだち)がナスカの地上絵を思わせる風景もある。汚染水処理場のプールには豆腐のような不思議な物質が浮いている。
7/27迄(月休)。
Fondation Henri Cartier-Bresson :
2 impasse Lebouis 14e