ケルン出身の銀行家エヴェルハルト・ヤバッハ(1618-95)は、若くしてフランスに移住、宰相コルベールの側近になった。イタリア美術のほか、デューラー、ファン・ダイク、ルーベンスなどの作品も収集。生前から「世界で最も優れた美術コレクションの一つ」と評判だった。ルイ14世に売却された作品はルーヴルのコレクションの核をなす。その中から、ドイツとフランドルの作家の作品を展示。9/16迄(火休)。
ルーヴル美術館
画像:Albert Dürer, Vue du val d’Arco ©RMN-Grand Palais (musée du Louvre) /Michèle Bellot