アルザス出身の19世紀の画家、ジャン=ジャック・エネール(1829-1905)個人に当てられた美術館。特別展では、芸術家の登竜門であるローマ賞を受賞してローマに滞在したときにエネールが描いた風景を展示している。ローマへの賛美がシンプルに伝わってくる。常設展では、森の泉のほとりのヌードの女性を描いたシリーズが夢幻的な世界を創り出している。非常に上手い肖像画もあり、小さな美術館だが見ごたえがある。別の芸術家のアトリエだったという建物も独特の雰囲気。
7/2迄(火休)。
Musée national Jean-Jacques Henner :
43 av. de Villiers 17e