車で走った方が、パリの景色を何倍も味わえる。

 日仏間を仕事で年に4回ほど往復する生活を続けて4年。パリの運転にすっかりなじんだ私だが、それでも帰国する度に日本の道路の素晴らしさ、ドライバーのマナーの良さに感動する。
 そしてパリに戻って最初の運転の時は「パリの運転はサーキットを攻めるみたいに緊張するなあ」と、手に汗握ってしまう。在仏の日本人が「フランスでは絶対に運転したくない」と話すのを何度も聞いたけれど、まぁそう感じるのも仕方ないかなとすら思うほど、確かにスリリングだ。
 しかし、それだけでフランスで運転することをあきらめてしまうのは、正直すごくもったいない。美しい街並みの中をハラハラドキドキしながら、華奢(きゃしゃ)で可愛いフランス車で駆け抜けた思い出は、あなたの一生忘れられない心の宝物となるだろう。そして何より地下を走るメトロより、車で走った方が、パリの景色を何倍も味わえるのだ。
 そこでパリ運転入門者の方に、ちょっとしたコツをお伝えしよう。
– 日本とフランスの交通ルールは正反対と言っても過言ではない。事前に大使館のサイトなどでルールをしっかり把握し、最初は運転に慣れている人の助手席に乗らせてもらい、ルールの違いをその場その場でしっかり身につける。
– 気を付けるべきは、外国人ドライバーとスクーター。パリを訪れる外国人の中には、ルールをよく知らずに自国のルールで運転している人がたくさんいる。危険な運転をしているドライバーがいたら車間距離をしっかりとり、巻き込まれないこと。スクーターは数センチの透き間さえあれば、どこでもすり抜けてくる。免許をとりたての若者が多いので日本の倍は安全確認をして、危険を事前に避けるべき。
 あとはちょっとの勇気だけ。段階を踏んで頑張ってみてはいかが?(和)

 

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