モーリシャス料理

 アフリカ南部、マダガスカル島の東に浮かぶモーリシャス島は、インド系(人口の約70%)、アフリカ系、中国系の住民が共存する多民族国家。言語は、フランスの植民地であった時代が長かったこともあり、フランス語系のクレオールが主流。料理にもこの多様性が反映し、レストランのメニューもバラエティに富んでいる。前菜にはインド料理そのもののサモサ、ナスやジャガイモ、魚やエビの一口大の揚物、いろんなものを挟んで食べるdholl puriというクレープ。中華料理そのままの揚げ春巻きもある。メインで一番ポピュラーなのは、チキンや子羊肉、あるいは揚げたキャピテーヌなどの魚が入ったドライカレー、ビリヤニ。そして各種カレー。レユニオン島から渡ってきたという、トマトソースで各種の肉や魚、エビを煮込んだルガイユ。タマネギ、ニンニク、唐辛子がベースのドーブという煮込み料理もある。これはフランス料理とアフリカ料理が一つになったものだろう。中国料理そのままのmineと呼ばれる焼きそばもおいしい。