ヒヨコ豆の米料理、ニンニク爆弾添え Riz aux pois chiches avec une bombe d’ail

 レバノン料理の豆ペースト「ウムス」やユダヤ料理の豆団子「ファラフェル」、そしてモロッコ料理「クスクス」でもおなじみ、フランス語ではpois chiche(ポワ・シッシュ)と呼ばれるヒヨコ豆。そのヒヨコ豆をたっぷり使った米料理を紹介しよう。
 サフラン風味の米がスペインを思わせ、レーズンやクミンのエキゾチックさがオリエンタルな、地中海テイストたっぷりの料理。その上にででんと鎮座するのは、皮ごと揚げた豪快な丸ごとニンニク。
 特別な材料は何もなく手軽で簡単、かつインパクトのある外見でちょっとしたサプライズになるこの一品は、とにかく食べ出したら止まらない。ゲストに喜ばれる立派なメイン料理となってくれるはず!
 皮付きニンニクを丸ごとオリーブ油で炒める。フライパンを傾けて油だまりをつくり、ニンニクを油にしっかり浸して焦がさないように炒め、柔らかくなったら取り出す。
 ニンニクの香りが付いた油にレーズンとプルーン、手でつぶしながらトマトを加えてソース状になるまで中火で煮詰める。白ワインを入れヒヨコ豆とほぐした鶏肉、チキンストックを加えて強火にし、煮立ったらサフランを入れ、塩で調味。米は洗わずに2~3回に分けて入れ中火で煮る。水分がなくなったらふたをして、焦げないように時折混ぜ、弱火で蒸すように煮る。ふたがなければアルミホイルで代用。米に火が通れば、ニンニクを中央にのせて完成。
 各人の皿に盛る際、ニンニクを1片ずつ分けてあげて。皮からこぼれ出るとろとろの中身をご飯にまぶして食べると何度でもお代わりしたくなっちゃう美味しさ!
 応用編として、辛味ソーセージ「チョリソー」のスライスを混ぜたスペイン風や、オレンジやレモンの皮、緑オリーブを混ぜたマグレブ風、海老やイカに貝類を入れた漁師風など、自在にアレンジを楽しんでみて!(み)

ニンニク1玉、ヒヨコ豆(缶詰)130g、鶏の胸肉またはささみ 100g、レーズン 70g、プルーン 6個、ホールトマト(缶詰)200g、米 450g、チキンストック粉末 小さじ3(湯700ccで溶く)、白ワイン 100cc、オリーブ油  70cc、クミン(粉状)小さじ1、パプリカ 小さじ1、サフラン 2つまみ、塩 適宜

イラスト:Postics