白身の魚を焼いて野菜カレーを添えてみた。 Lieu jaune marine au cidre

 今年もブルターニュのウエサン島でバカンス。そこで借りている別荘の持ち主は、魚釣りの名人で、時々スズキやタラ科のlieu jaune (ポラック)を持ってきてくれる。「スズキよりポラックの方がずっとおいしい」というのが彼の口癖だ。このポラックをさっとグリルして、野菜カレーを添えた一品は、いつ作っても好評です。
 ポラックは魚屋に一人当たり200グラムくらいの切り身にしてもらう。
 まず野菜カレーを作ります。玉ネギは細かなみじん切り。リンゴ、クルジェット、ニンジンは小さなさいの目に。リンゴには色が変わらないようにレモンの搾り汁を振りかける。サヤインゲンは小さく切り分ける。クルジェット、ニンジン、サヤインゲンを歯ごたえが少々残るくらいに塩ゆでしておく。
 ソトゥーズに油を大さじ3杯とり、まず玉ネギを弱火で炒める。透き通ってきたら中火にし、リンゴと押しつぶしたニンニク、二つに割ったシナモンを加え5分ほど炒める。ここでカレー粉大さじ1~2杯、小麦粉小さじ1杯を混ぜ入れ、カレーの香ばしい匂いが立ちのぼってきたところでココナツミルクを入れ、クルジェット、ニンジン、サヤインゲンも加える。木のヘラで混ぜ合わせ、ココナツミルクが沸騰してきたら、弱火に戻し、フタをして野菜が柔らかくなるまで煮込んでいく。最後に塩、コショウで味を調える。
 ポラックの切り身に軽めに塩、コショウ。身がくずれるのが心配な人は、軽く小麦粉をまぶしておくといい。フライパンあるいは鋳鉄製のグリルに油を敷いて中火にかける。十分熱くなったところで、まず皮の側を下にして切り身を並べる。皮がかりっと焼けたら、丁寧にひっくり返す。切り身の厚さ次第だが、全体で10分から12分くらいで焼き上がる。フライ返しを使って皿にとる。バターライス、野菜カレーを切り身の周りに添え、きざんだコリアンダーを散らし、レモンを添える。(真)

 

4人前:ポラック4切れ、玉ネギ2個、リンゴ1個、
クルジェット1個、ニンジン1本、サヤインゲン少々、
ニンニク2片、ココナツミルク200cc、カレー粉、
小麦粉、油、コリアンダーの葉少々、塩、コショウ