フランス人がまめに気をつけるのは…脱毛。

 エステはフランスが発祥の地といわれている。今でも、タラソテラピーのような医療的エステから美容エステまで種類も豊富だか、意外にも、日本のエステほど色々な機械を使ったり美白にこだわったメニューがあることは少なく、内容はいたってシンプルだ。
 日本では妊婦を断るサロンが多いが、フランスでは臨月に近い人でもエステにいく人がかなりいる。エステは癒しの一つのようだ。もともと化粧や肌の手入れなどもナチュラル趣向のフランス人にとって、若返るとか、シミをとるとか、ということは少ないといえるだろう。またフランスでは洗顔しない人もかなりいて、化粧水などでふきとるのが主流。美容業界の人たちですら、ソープ洗顔で1日1回、とアドバイスする人がほとんど。日本人のように洗顔フォームで朝夕なんていうのは、乾燥した気候のフランスに住んでいる彼らには、顔をガザガザにするだけのものなのだろう。
 でもこんな自然趣向のフランス人たちだってこだわって、まめに気をつけていることがある。それは脱毛。一般的に日本人よりはるかに毛深いフランス人…わきの下、腕、足はもちろん太ももの内側や眉毛、ときどきは女性にも、鼻の下やあごの下に、うすく柔らかい毛がひょろっと生えているのを見かけたことはないだろうか。とはいってもこの脱毛すら、彼らは日本人のように機械中心でなく、ワックスやテープで一気に抜いてしまう。毛深い人だと、季節に関係なく、男性も含めて年中、こまめにサロンへ行って、体のどこかを脱毛しててもらう。日本と違ってフランスでは、脱毛料金がどこでも個別の料金で記されているのはそのせいだろう。(有)