urbane — 週末の夜はDJ付き。型にはまらないフレンチが楽しい。

 オーナーはシェフのオリビエさんとフロア担当のアイルランド人のオドレイさん。旬の素材を使った繊細な料理と居心地のいい空間が近ごろ評判のレストランに、編集部のスタッフ2人と出かけてみた。
 昼は、前菜またはデザート+メインの2皿15€、3皿で19€とリーズナブル。同僚二人は、ジャパニーズ風マヨネーズとチンゲン菜添えのバヴェットとタルトタタンを、私はポーチドエッグとポレンタ添えのルッコラのサラダとメルルの赤ピーマンソースを注文。ワインは一人が飲まないので控えめに、コート・ド・ルシオンの1/4ピシェ(5€)にした。
 前菜のサラダは、シンプルながらも美しい彩りで食欲がわく。ポレンタの細切りを卵の黄身に浸して食べる楽しい一品だ。さっとふりかけられた粗塩の塩加減もいい感じ。
 ついでメインが登場。連れがとった肉料理は、ボリュームたっぷりのステーキに、みりん入りの特製マヨネーズがアクセント。チンゲン菜もたっぷりあってバランスがいい。私のとった魚料理は、上手に蒸し上げられたタラ科の白身魚メルルに、赤ピーマンソースが目にも美しい。オリーブオイルがあしらってあり、地中海風のテイストだ。料理は全体的に控えめな塩加減で、卓上の電動のソルト&ペッパー・ミルで自分の好みに調整する仕組み。
 タルトタタンはシナモン風味のサワークリーム付き。味見をさせてもらったら、爽やかなリンゴの風味が鮮やかなとびっきりのデザートと感心、感心。
 シェフのオリビエさんは、ジル・シュクルンやエレーヌ・ダローズといった今をときめくシェフのもとで修業後、アイルランドでレストランを開いた経験を持つ。彼の料理はアイルランド風や無国籍の型にはまらないアレンジがあるのが特徴だ。夜はチョイスが多くなり、2皿24€、3皿29€
となる。日曜の16€のブランチも試したい。(里)

12 rue Arthur Groussier 10e 01. 4240.7475
M。 Goncourt 日夜・月休。