初夏だからでかけよう! 電車に乗って日帰りの旅。

ステンドグラスが放つ青い光…。
Chartres

SNCFの駅から歩いて10分。青空にそびえるノートルダム大聖堂は、世界遺産の風格より、左右建築様式が異なる鐘楼にどこか愛嬌さえ感じる。だがひとたび中に入ると、ステンドグラスが放つ柔らかな青い光に、厳粛な気持ちにさせられる。
観光局の地図を片手に、古い家がよく保存されている旧市街を散歩。例えば入り口に飾られた魚の彫刻がユニークな16世紀の木造「サーモンハウス」、木組が外側に大胆に露出する「ベルト王妃の螺旋階段」などを見学。急に階段や展望スポットが現れる変化に富んだ町並みは、いくら歩いても飽きない。
とはいってもやはり休憩が必要なので、マルソー広場に面したサロン・ド・テ〈La Chocolaterie〉で名物マカロンを味わう。いったいフランスにはマカロンを名物と言い張っている町がいくつあるの?という疑問が頭をよぎるけれど、美味しいから許すことにした。ボワ・メラン通りにあるパン屋〈Au Bon  Croissant〉では、名物菓子Mentchikoffを購入。白いメレンゲで覆われたプラリネ入りチョコで、シュワっととろけるような舌触り。町の東方に走る川沿いを歩くと、昔の洗濯場の跡がいくつも並ぶ。川に面した家々はボートを備え付け、水辺の暮らしを当たり前に楽しんでいるようでうらやましい。最後は「ピカシェットの家」へ。中心地から歩くと30分はかかるので、疲れている時はバスかタクシーを利用したい。ここは1930~62年の間、墓守であったレイモン・イジドール氏が、割れた皿の破片を一人 コツコツ集め装飾したモザイクの家だ。壁には花が咲き、動物が跳ね、聖母が笑う。色や形がモザイクとなり、辺り一面に溢れていても、調和の取れた不思議な世界となっている。まるで愛と自由へのオマージュのような至福の空間に立ち、幸せ気分をお腹いっぱい吸い込む。(瑞)

ピカシェットの家。
C Office de Tourisme de Chartres-Patrick COINTEPOIX.


シャルトルにもマカロン。

“bleu de Chartres”

 

Chartres
●モンパルナス駅から急行で約1時間。往復24.8euros。
●観光局
Place de la Cathedrale 02.3718.2626
www.chartres-tourisme.com
●ピカシェットの家 Maison Picassiette
4/1~9/30(火、日朝除く。10月は土日のみ)。10h-12h/14h-18h。5.10/2.60euros。
22 rue du Repos 02.3734.1078
●レストラン
Le Saint Hilaire : 11 rue du Pont St-Hilaire
02.3730.9757

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